先日の「水をつけないオニギリ」の理由☆
佐藤初女さんは、青森県の弘前にお住まいの女性です。
「森のイスキア」という心と命を感じる施設を建てられて、そこを訪ねる方々を心のこもった料理でもてなしています。
映画「地球交響曲 第二番」で紹介され、有名になりました。
初女さんの作ったおにぎりを食べたことで自殺を思いとどまった人がいたりなどのエピソードがあります。
見た目はのりで包まれた丸い何の変哲もないおにぎり。中身は梅干しで、特別のものではありません。握り方も、指先ではなく手のひらを使うということが彼女の特徴で、特殊でもありません。
青森から東京などの遠方に宅急便でおにぎりを送る初女さん。日保ちをさせるコツは水を使わないコトなどもあります。
ただ、初女さんのオニギリを食べると生きる意欲がわいてくるのはなぜなのか?
関わった人が、自分なりの解釈をしている中で、おにぎりの中のご飯一粒一粒にまで心を配っている彼女のやさしさ、思いやりが、悩み傷ついた人に生きる意味を思い出させるのではないかとの意見があります。
「おむすびを作るときは、お米の一粒一粒が息ができるようにと思って握ります」
その初女さんの言葉が答えなのかもしれません。
彼女のオニギリは、ぎゅっとは握りません。お米が苦しくなってしまうからです。一粒の米の命にさえ心を配る初女さんの思いが、おにぎりを通して、食べる人に伝わります。
こんなにも大切にしてくれる人がいると思うと、涙が出るほどうれしくなってきます。
それが、「食べた人に生きる意欲と勇気を与えることができる」という力を生み出すのかもしれません。
おにぎりが空腹や心の空虚さを満たしていくのです。
そんな初女さんオニギリの作り方を学びました☆
ぽこさん、簡単にまとめてみました☆
詳しくは「の村」でランチを♪トリコもご一緒します☆
トリコさん、お返事ありがとうございます。お陰で「佐藤初女さん」のことを知ることが出来ました。最近人間は食べたものでしか身体は作られないんだとの思いが強くなっていたのですが、食材を活かし食べてくれる人を思いながら作ることこそ大切なんですね。
“心を込める”というちょっと古臭いフレーズが一番大切なんですよという声が聞こえた様な気がします。