シカゴ在住の娘が第2子を出産するので3週間休みをいただいて手伝いに行ってきました。出産予定日の前日のフライトでしたが無事生まれたと連絡があってからの出発になりました。アメリカではお産後、2日で退院するので産後が大変です。早くも5日目には小児科の検診を受けるために病院に行かなければなりません。勿論、赤ちゃんはチャイルドシートに乗せ、母親本人が運転していくのです。サポートの私が運転してやりたいのは山々ですが、国際免許証は持って行ったもののこわくて乗れません。それでも母子とも元気だったので一安心です。
出産後、間もなく長女の幼稚園がスタートするのでこれまた大変なことです。朝はパパが仕事に行く途中に送って行き、帰りはパパが昼休みを2時間とって迎えに行くことで乗り切っていました。
しかし、現在通っている幼稚園に出会うまでは大変苦労したみたいです。今年の5月に帰省したとき、サムエルでお世話になり楽しい体験をいっぱいさせていただき帰国したので、現地の幼稚園に行くことを激しく拒否してイングリッシュは嫌だと泣き叫び車に乗せることもできず困り果てたそうです(虐待と間違えられ通報されそうな状態)。そんな時に、聖マタイルーテル教会日本語幼稚園の泥んこキャンプに行き、日本語で思いっきり遊ぶ体験ができたのでそのままその幼稚園に行くことにしたそうです。
そこで母親である娘が学んだことは、幼い子どもは自然に英語を受け入れバイリンガルになると思い込んでいたが、そんなことはなく知的好奇心が芽生える幼児期に母国語でしっかり自分を表現できる環境が大切であるということです。
幼稚園に行きだして思いっきり遊んでいるのか、家に帰って楽しそうな絵をいっぱい描いていました。
折角なので、その幼稚園に参観をお願いしたら30分の時間を頂き、お手玉と折り紙をして子どもたちと遊びました。その時、チーフディレクターのー八巻みのり先生とお話しをし、幼児期は想像力と生きる力を育てる、そのためにお話しと絵本、泥んこ遊び、森体験を大切にしているとのことでした。私が子ども劇場で25年間実践してきたことと共通することが多く、みのり先生にエールを送ってきました。
あっという間の3週間でしたが、娘も周りの人たちに助けていただきながら子育てをしていることが分かり安心して帰ってきました。
レトロ遊びも国際的になってきましたね!徳ちゃんのハートは国境を越える!
若い(若すぎる)パワーを吸い取って、益々のご活躍よろしくお願いしま~す!!