令和6年度瀬戸内市協働提案事業・NPO法人みんなの劇場・おかやま企画「夜までまるっとせとうちライブラリー」瀬戸内市民図書館もみわ広場と協働で図書館の利用率アップに取り組みます。
企画第1弾は、公共図書館を学ぶ市民講座を、瀬戸内市図書館友の会・せとうち・もみわフレンズさんと共同で開催しました。講師は、瀬戸内市民図書館前館長で現在、京都橘大学教授の嶋田学先生です。
武久瀬戸内市長、萩原教育長をはじめ、昼の部、夜の部あわせて100人
近い方々にご参加いただきました。なかには、瀬戸内市民図書館を設計していただいた香川設計研究所の方も東京よりお越しいただいており、感激でした。
瀬戸内市民図書館は、武久市長・嶋田館長・市民・図書館司書スタッフ・行政職員が協働して作ったものです。もうすぐ10年を迎えるにあたり、図書館の誕生と未来を考えることで、原点を知りたいと思いました。
講演の中で『住民と意見を交わしながら作りあげた瀬戸内市民図書館のこと』『情報を使いこなし、主体的に行動できるための「メディア情報リテラシー」や「デジタルシチズンシップ教育」についてのこと』 『地域・自治体の問題を住民が解決するために情報と人をつなぐ場としての図書館のあり方』など貴重なお話を伺うことができました。
図書館について、武久市長はこうおっしゃっていたようです。
「まちづくりは人づくり。その拠点となるのは自発的にいろいろなものに気付けたり学んだりできる図書館である。中長期的な人づくりは来館者や図書の貸出冊数といった定量化できる指標を超えたところにある」
市民が図書館の本質を学ぶことで、もっと町をブラッシュアップできます。図書館が協働と連携のネットワークのハブとなるために、わたしたちもできることを考えたいと改めて思いました。
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