みんなの劇場のごあんない

「みんなの劇場おかやま」は地域の小さな文化拠点。岡山市東部と瀬戸内市を中心に、子どもたちと一緒に舞台鑑賞や自然体験・文化体験をする幅広い年代が活躍するNPOです。年5-6作品の舞台鑑賞のほか、収穫祭や餅つき、子どもが主体で活動するキャンプなどを企画しています。

参加する子どもや大人がお客さまでなく、”主体的に関わって楽しむ”のと”ひとりひとりの個性を尊重する”のがみんなの劇場スタイルです。今年は設立36年目、当時子どもだった大人がファミリーで元気に活動しています。学校や地域コミュニティーとは一味違う「文化と子ども」を真ん中にした中間コミュニティー。一度、劇場に遊びに来てくださいね。

活動あんない

みんなんの劇場2021パンフレット_表面_広報用_page-0001

◆2021年鑑賞会ラインナップ

観たい鑑賞会から参加できます。一般チケットもありますので、まずは生のステージを親子で体験してみてください。参加希望はいつでも受け付けています。*コロナ禍で公演日の変更もあります。直前にお確かめの上、ご参加ください。

お問い合わせ・お申し込みは、みんなの劇場・おかやま TEL086-942-1544 e-mail:info@npo.sakuraweb.com

みんなんの劇場2021パンフレット_裏面_広報用_page-0001

「おこんじょうるり」終了しました

7月鑑賞会「おこんじょうるり」を無事、上演することができました。新型コロナの緊急事態宣言が明けたこともあり、上演前の高学年会員による朗読やプレゼント係も復活です。ただ観るだけでない劇場らしさが戻り、うれしい限りです。

4名の会員さんによる「地べたっこさま」の朗読。事前に劇団むうさんの指導によるリハーサルあり。素晴らしい朗読が会場に響きました。参加ありがとう!

4名の会員さんによる「地べたっこさま」の朗読。事前に劇団むうさんの指導によるリハーサルあり。素晴らしい朗読が会場に響きました。参加ありがとう!

目の見えないイタコのばばさまと、おなかをすかせたきつねのおこん。病気で寝込んだばばさまに、おこんはお腹いっぱいごはんを食べさせてもらい、お礼にじょうるりをうなると、ばばさまはたちどころに回復!

おこんのじょうるりに、ばばさまはあっという間に元気に!

おこんのじょうるりに、ばばさまはあっという間に元気に!

おこんにじょうるりを習ってもちっともうまくならないばばさまは、おこんを背負って着物で隠し、次々と村人の病気を治し大評判! ついにはお城のお姫様の病を治してくれと迎えが来るほどに。

見事、お姫様の病を治し、たくさんのお礼の品々を馬に載せ帰る途中、お宝に目がくらんだ馬子にばばさまは襲われ、おこんが身代わりに。

あまりのお宝に馬子の心に邪心が広がります。ばばさまの杖で背中を打ち付けるのでした。

あまりのお宝に馬子の心に邪心が広がります。ばばさまの杖で背中を打ち付けるのでした。

目の見えないばばさまは状況がなかなかわからない・・・見ている方が切なくて。 ばばさまはおこんの亡骸を大切に連れ帰ります。                その後、ばばさまはこぎつねにじょうるりを教え、お城でもらったお宝で一生暮らしに困ることはなかったそうな。(よかった、よかった!)

瀕死のおこんにばばさまはじゅるりをうなるも、へたくそだなあと言い残し亡くなるおこん。

瀕死のおこんにばばさまはじゅるりをうなるも、へたくそだなあと言い残し亡くなるおこん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キツネやあじさいをモチーフにした工夫を凝らしたプレゼントを渡しました

キツネやあじさいをモチーフにした工夫を凝らしたプレゼントを渡しました

終演後、劇団むうさんとこんなお話をしました。
子どもの反応は面白くて、おこんじょうるりのお芝居で、おこんが死んでしまう前の場面では、小さい子どもたちがザワザワします。
なにか良くないことが起こると感じているようで、「オシッコ」と言って出て行くパターンが珍しくないようです。
小さくても、お話をチャンと感じているのですね
だから、いい場面で「おしっこ」というのを、ママやパパたちは怒らないであげてください
お芝居を観ることは、いろんな人の人生を体験すること。心を育むことなんです。
劇を見た後に、おうちではどんなお話をされたでしょうか?

↑の内容を公式LINEで配信後、こんな感想が寄せられました。               「まさに、次女がそうでした。
ロビーで役者さんとお話しもできました。
帰りの、車の中、浄瑠璃を歌いながらでした。
楽しい時間でした。
続けることの、うれしさを実感しました。
ありがとうございました」

こちらこそ、嬉しい感想ありがとうございました

7月鑑賞会「おこんじょうるり」 切なく泣けるお話

おこんチラシ表みんなの劇場・おかやま7月鑑賞会 劇団むう おこんじょうるり    2021年7月4日(日)17:00開演 (開場30分前)上演60分           百花プラザ多目的ホール

家族みんなでお芝居を観てほしいから、入会してくれた方に招待券をプレゼント!             親子2人で入会すれば招待券を1枚、3人入会なら招待券を2枚をプレゼント。この機会に、劇場へお越しください。

 

コロナ禍だからこそ、心に栄養を! 生の舞台で感動体験しませんか?

★終演後のお楽しみ!お菓子くじあり

きつねの「おこん」とばばさまの おかしくも切ない物語              天気を占ったり、まじないで病気を治したりする目の見えないイタコのばばさま。近頃、まじないで大失敗をして寝込んでしまった。
そんな時、腹をへらしたキツネが忍び込んだ。ばばさまは家にある食い物を残さず食べさせた。キツネはお礼にとじょうるりをうなった。ばばさまの体はホカホカ楽しげに起き上がった。どんな病気も治してしまうキツネのおこんのじょうるりは大評判。ある日、お城から遣いがやってきて…

【劇団むう】女性二人だけの劇団。”生きているもの”と”いきていくこと”を皆さんと一緒に考えていく、そんなお芝居を創っていこうと活動されています。

蝦名宇摩 津軽三味線民謡弾き語りコンサート終了しました!

オープニング岡山でも新型コロナの感染者数が新記録を更新する中、万全の対策をとりながらコンサートを開催しました。

オープニングは蝦名ファミリーとお弟子さんによる「津軽じょんがら 六段合奏曲」で華やかにスタート!続いてソーラン節の合奏へ。背景のスクリーンに映像が映し出されることで、感情移入しやすい演出もされています。蝦名宇摩さんの三女(4歳)の唄には会場全体が保護者気分でほっこりと。前半4曲が終わったところで、ドアをあけ放って換気タイム。その間、宇摩さんが和楽器の紹介でつないでくれました。

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換気タイムのあとは、宮城・福島民謡「斎太郎節」~鬼滅の刃のテーマ曲「紅蓮華」へ。子どもたちが思わず体でリズムをとっています。宇摩さんのソロあり、長女やお弟子さんの素晴らしい唄あり、三線を習うお弟子さんとのコラボありとバラエティー豊かな構成。子どもの頃から個性的な人生を歩んできた宇摩さんゆえに、曲の合間のトークも聞き逃せません。ご両親のこと、東日本大震災で母子避難し岡山へ移住したこと、福島の子ども達の保養プロジェクトのこと等。波乱万丈でありながら軽やかで力強い人生観が圧巻の演奏にも表れ、多くの人を惹きつけるのでしょう。ラストの津軽じょんがら曲引きはこの日この時しかきけないアドリブ満載。常連のファンの方の方にも「特別、気合が入ってるねえ」と大好評でした。IMG_1303

終演後は希望者の子どもたちに津軽三味線や三線を触らせてもらい、よい記念になりました。umaWS

*感想* 〇4歳の子の歌が上手でした。(小学2年生)〇4種類の三味線をひいて、尺八をふいて、唄を歌ってすごいなと思いました。親子での演奏も素敵ですね。福島や沖縄のメッセージも知れてよかったです。活動内容にも共感でき、前島に行ってみたいなと思いました。こんな状況ですが開催できたこと、演奏できたことに感謝です。ありがとうございました。(大人・母)〇エビナウマは日本のリアルブルースだ!!最高!!熱量をいただきました。映像も演奏と合っていてよかった。(大人・父)