1.2月にカンガルーポーでは2つの講演会を企画しました。
*家庭で伝えるいのちの話『誕生学®』*
講師:渡邊由起子さん(誕生学®アドバイザー・産後教室講師)
1月24日(木)10時~12時西大寺公民館 参加者23名
「生まれてくる力を伝える」教育プログラム誕生学®
数年ぶりに取り組んだ「成長する身体と心について」の学習会でした。
講師の渡辺さんももうすぐ第4子を出産するお母さん。
参加者に渡された一枚の名詞、やっと認識できるほどの小さな小さな針穴が開けられています。
これが受精したばかりの卵の大きさ。
そして紙コップにひとつの米粒
コレくらいに卵が大きくなったとき、お母さんは気づくのです。
そしてこうやさしく語りかけてくださいました。
「子どもがいのちのことや性のことを聞いてきたら「こたえを聞く準備ができている」ということです。
いのちのこと、性のこと、心を温め安全を高めるようロマンティックに真剣に伝えていきましょう。」と。
複雑な社会状況を背景に出産の形も多様化しています。
そんな時代に生きる私たちを包むように安心させてくれる誕生学講演会でした。
参加者の感想
*ステキな会で子どもが生まれたときのことを思い出しました。自分が大切な存在だと思えることが始まりだと感じました。帝王切開での出産だったのでそれをどう伝えるかと思っていました。命の道を進んできた。命の窓から出てきたのだよ。すごくスッキリしました。
* 長女が初潮を迎えました。興味がゲーム・インターネットの方に向き出し危険と隣り合わせになってきて、どう教えればよいのか悩んでいます。きちんと話すことこそ性犯罪や安易な性への行動の抑止になるのだと知りました。
*小学校・中学校の時に受けた性教育とは違った印象を受けました。当時は気恥ずかしい感じで聞いていたのですが、今日の講演は生命の尊さを重点にお話されていたので母親になったと言う立場のせいもあって聞きやすかったです。子どもが思春期になった時に、禁止やおどしで性教育をしてしまいそうです。子ども自身で自分の体を大事に考えてくれるように、性教育について考えなければと改めて考えさせられました。