ヨーロピアンジャズライブ
チェンバーメトロポリタントリオ フィーチャリング木村百合子
2019年11月3日日曜日 17:30-19:00
西大寺ふれあいセンター(岡山市東区西大寺中2丁目16-33)
参加150名
開演前のロビーは、いつものみんなの劇場とはちょっと違う大人な雰囲気。
すっかり成長した元会員の顔もちらほらと。「大きくなったね~」が飛び交いました。 コンサートはオリジナル曲「メルシー・メルシー・メルシー」で華やかに幕開け。
みんなの劇場おかやま10月鑑賞会(11月ですが)の位置づけのため、JAZZ初心者にもわかりやすいようレクチャータイムを交えた構成です。
おかげでジャズの基本や楽器の組み合わせによる変化もよくわかりました。
ジャズと言えば、即興。ミュージシャン同士のあうんの呼吸でどんどん曲がが変化していく心地よさを十分味わいました。
特に国歌「君が代」のアレンジには、びっくり!これぞジャズの醍醐味です。
トーマさんの自由で喜びにあふれたドラムは、自宅のクッションを叩いていた子ども時代にルーツがあるそう。
ピンチヒッターとして来日した新進気鋭のコントラバス奏者 エチエンヌくんはこれからきら星のように売れっ子になることうけあいです。
指と弓を使った音色の違いも印象に残りました。終演後、吹奏楽部でコントラバスを演奏するジュニアにミニレクチャータイムも。一生忘れられない時間になったことでしょう。
マチューさんは宮本武蔵や刀にも造詣が深く、日本文化に触発された曲がいくつも。時に和楽器にも聞こえる木村さんのフルートとの相乗効果で独自の世界を作り出していました。
玄人好みするメンバーの演奏は、プロの裏方スタッフもうならせ、耳の肥えたお客様も、期待を越える演奏に大いに満足されたようです。
岡山・西大寺という小さな町でこんな出会いがある・・・夢のようなひと時でした。