岡山でも新型コロナの感染者数が新記録を更新する中、万全の対策をとりながらコンサートを開催しました。
オープニングは蝦名ファミリーとお弟子さんによる「津軽じょんがら 六段合奏曲」で華やかにスタート!続いてソーラン節の合奏へ。背景のスクリーンに映像が映し出されることで、感情移入しやすい演出もされています。蝦名宇摩さんの三女(4歳)の唄には会場全体が保護者気分でほっこりと。前半4曲が終わったところで、ドアをあけ放って換気タイム。その間、宇摩さんが和楽器の紹介でつないでくれました。
換気タイムのあとは、宮城・福島民謡「斎太郎節」~鬼滅の刃のテーマ曲「紅蓮華」へ。子どもたちが思わず体でリズムをとっています。宇摩さんのソロあり、長女やお弟子さんの素晴らしい唄あり、三線を習うお弟子さんとのコラボありとバラエティー豊かな構成。子どもの頃から個性的な人生を歩んできた宇摩さんゆえに、曲の合間のトークも聞き逃せません。ご両親のこと、東日本大震災で母子避難し岡山へ移住したこと、福島の子ども達の保養プロジェクトのこと等。波乱万丈でありながら軽やかで力強い人生観が圧巻の演奏にも表れ、多くの人を惹きつけるのでしょう。ラストの津軽じょんがら曲引きはこの日この時しかきけないアドリブ満載。常連のファンの方の方にも「特別、気合が入ってるねえ」と大好評でした。
終演後は希望者の子どもたちに津軽三味線や三線を触らせてもらい、よい記念になりました。
*感想* 〇4歳の子の歌が上手でした。(小学2年生)〇4種類の三味線をひいて、尺八をふいて、唄を歌ってすごいなと思いました。親子での演奏も素敵ですね。福島や沖縄のメッセージも知れてよかったです。活動内容にも共感でき、前島に行ってみたいなと思いました。こんな状況ですが開催できたこと、演奏できたことに感謝です。ありがとうございました。(大人・母)〇エビナウマは日本のリアルブルースだ!!最高!!熱量をいただきました。映像も演奏と合っていてよかった。(大人・父)