7月鑑賞会「おこんじょうるり」を無事、上演することができました。新型コロナの緊急事態宣言が明けたこともあり、上演前の高学年会員による朗読やプレゼント係も復活です。ただ観るだけでない劇場らしさが戻り、うれしい限りです。
目の見えないイタコのばばさまと、おなかをすかせたきつねのおこん。病気で寝込んだばばさまに、おこんはお腹いっぱいごはんを食べさせてもらい、お礼にじょうるりをうなると、ばばさまはたちどころに回復!
おこんにじょうるりを習ってもちっともうまくならないばばさまは、おこんを背負って着物で隠し、次々と村人の病気を治し大評判! ついにはお城のお姫様の病を治してくれと迎えが来るほどに。
見事、お姫様の病を治し、たくさんのお礼の品々を馬に載せ帰る途中、お宝に目がくらんだ馬子にばばさまは襲われ、おこんが身代わりに。
目の見えないばばさまは状況がなかなかわからない・・・見ている方が切なくて。 ばばさまはおこんの亡骸を大切に連れ帰ります。 その後、ばばさまはこぎつねにじょうるりを教え、お城でもらったお宝で一生暮らしに困ることはなかったそうな。(よかった、よかった!)
終演後、劇団むうさんとこんなお話をしました。
子どもの反応は面白くて、おこんじょうるりのお芝居で、おこんが死んでしまう前の場面では、小さい子どもたちがザワザワします。
なにか良くないことが起こると感じているようで、「オシッコ」と言って出て行くパターンが珍しくないようです。
小さくても、お話をチャンと感じているのですね
だから、いい場面で「おしっこ」というのを、ママやパパたちは怒らないであげてください
お芝居を観ることは、いろんな人の人生を体験すること。心を育むことなんです。
劇を見た後に、おうちではどんなお話をされたでしょうか?
↑の内容を公式LINEで配信後、こんな感想が寄せられました。 「まさに、次女がそうでした。
ロビーで役者さんとお話しもできました。
帰りの、車の中、浄瑠璃を歌いながらでした。
楽しい時間でした。
続けることの、うれしさを実感しました。
ありがとうございました」
こちらこそ、嬉しい感想ありがとうございました