狭い階段をのぼると、可愛らしい劇場が目の前に!
「不思議の国のアリス」になったようです。
1,2階あわせてキャパ96人のプチ劇場だけれど、設備はしっかり。
「ホールではなく『劇場』という建築基準法に合致しているんだよ。」と
案内役の興呂さんは子どもの自慢をするように愛おしそうな笑顔です。
さて、おつぎは舞台上へ、ややっ 舞台が下がる 下がる、奈落があるんだあ。
舞台も何しろ小さいのでこの奈落を利用して人形劇を行うそうです。
写真は下へ降りている途中に撮影。
これから上演する「花のすきな牛」のふぇるじなんどがのんびりしていました(笑)
日本でもきっとここしかない子どものための人形劇場。
子どもと一緒にここで人形劇を観られたら、なんてしあわせなんだろう!残念ながらこの日は上演はありませんでした。
もし、小さなお子さんと東京へ来ることがあれば
ぜひ、おすすめのプーク人形劇場でした。http://www.puk.jp/theatre/theater.html
さいごに、この建物の正面のコンクリート壁面をよく観ると、創立80年の人形劇団プークの歴史が描かれています。
そして、戦争の暗い時代を経てプークを再建した川尻泰治のモニュメントにはこのような言葉が刻まれていました。
たとえ ひとりになっても
私は歩みをやめない。新しい仲間は
必ず集まってくる。
プークがやろうとするのは
そのような人形劇の仕事だ。
たくさんのプーク作品に子ども劇場で出会えたことを本当にうれしく思えた劇団訪問でした。
あこ
私も行きた~い(*´;ω;)σ|
川尻さんの言葉には重みがありますね♪子ども劇場にも通じるところがあるように思います。
なかなか思うようにいかないご時世ですが、熱い想いは必ず伝わる!と信じることが大切ですね。