二回目のずっこけ狂言

狂言ってちょっと難しいんじゃない?
そんな気持ちを吹き飛ばす笑いの連続。「狂言は昔の吉本新喜劇」と言われたように、とても楽しい世界なのでした。一回目が好評で、今回は二回目。やっぱり楽しいずっこけ狂言。

小学校の六年生では狂言を国語で習います。CDだけの授業だそうで、その動きは想像するとか?
長女は前回も見ていたので、授業も興味を持てたし、よくわかったー。と言ってくれてました。今回は、学校で習った後なので言葉やイントネーションにすごく興味を持っていました。

さて、今回はまたまた登場の狸の親子のドタバタ話。何度も繰り返される言葉はリズムに乗って子どもの中に染みていきます。この台詞が来る!ってわかると思わず声に出しちゃう子ども達も。
三つのお話を詰め込んだ舞台が終わると、簡単なワークショップ。基本の姿勢を教えてもらいます。バランスと筋力のいる姿勢で、演者の皆様はすごいなあ。と思いました。ラストは南京玉簾の登場。前回も見ていた子ども達が大興奮。嬉し過ぎて立ち上がっちゃう子ども続出で会場は最後まで盛り上がりました。

次女は五人のお友達と肩を寄せて笑いあって鑑賞をして、後日には、そのお友達とエアー南京玉簾をして遊んだり。
舞台が終わったあとに笑顔で感想を語り合う親子の優しい空間があったり。

この瞬間が感情の共感。

同じ時間
同じ感動

ココロを育むのには、感動が大切です。喜怒哀楽が詰まった舞台は、きっとお役に立ててる筈だと、今回も感じました。

今回は、金曜日という事もあり、パン販売もしました。会員の皆様のおかげで完売しました。ありがとうございました。

カフカフ楽しみました。

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子どもが感動するモノは大人も感動するのです。
全身の感覚を使って体験するからこそ、ココロに響く。

会場を巻き込んでのコンサートは子ども達が歓声を上げる。でも、砂山という静かな音楽になった瞬間。

会場は静かな世界になる。

そこに、響くのは歌声。
透き通る水晶のような声が会場を包んで、踊っていた子どももはしゃいでいた子どもも、その声と世界に。

歌って踊ってのコンサートの中で、その時間だけがグッと締まった感じで、小さな子どもでも静かな曲を最後まで聞く力があるのだと。
もちろん、ステージの構成であり、実力であり、表現力があるからこそですが、あの瞬間の会場の空気にスゴイと思ったのです。

ラスト、まだ手を引かないと階段をおりれない小さな子どももステージに上がって踊ろうとしたり、中学生や小学校高学年の子も踊ったり。
もちろん大人も。
同じ子ども劇場の会員であっても、学区はバラバラ。そんな全員が同じ曲を歌って、踊る。

音を楽しむから音楽。

音楽ってステキだなあ。って思えた鑑賞会でした。

春の訪れ

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事務局の裏が子ども達の声で満ちました。毎年恒例のよもぎもちの日です。

慌ただしい日常の中で気がつかなかった春がそこにありました。
てんとう虫や蝶々。たんぽぽやクローバー。子ども達がどんどん見つけてくれます。
暖かい陽射しの中で、おさんぽしたり、ボール遊びをしたり。ゲームがなくても子ども達は遊べます。年齢も学区も異なるけれど、同じ空間にいるだけで子ども達は自然に仲良くなっていきます。

つくしはどんな植物なのか?どんな味なのか?を体験したり。
もち米がお餅に変わっていくのを、楽しみながら見たり。

匂いや感触。視覚に味覚。たくさんの感覚を使って子ども達は、春を楽しみます。

お餅の柔らかさ。みんなと過ごす時間の柔らかさ。今日のよもぎの匂いや自然の匂い。風の感触。そんなモノが全て春の訪れとして、子ども達の記憶に楽しかったと残ってもらえていたら嬉しいですね

カンガルーポー

瀬戸内市のカンガルーポーをはじめてからの、いただいた感想をまとめたり、使った資料などの整理をしていると、これからの課題やら反省やらが出てきます。
さまざまな状況やお子様の年齢もバラバラな方を対象にするので、ある方の質問に答えると、それを聞く別の方には配慮した言葉を付け足さないとダメだったり。
未熟ながらも、できる範囲内で気遣ってきたつもりです。至らない点はたくさんあるのでしょうけど。

だからこそ、感想の中のありがとう。って言葉や、またこういう機会を作って欲しいという言葉に励まされます。

私自身も色々とありますが、西大寺で二回、瀬戸内で一回と月に三回となったカンガルーポーを続けていけるように努力したいと思います。
瀬戸内市のメンバーから聞こえはじめた土日での親子サークル活動も、実施できるようにしていきたいと思っています。

問題は様々で解決してあげる事はできないけれど、来た時よりも、少しだけてもココロが軽くなって帰れる場所になれたら嬉しい。

ここがあるから頑張れる。ありがとう。って言われた言葉が嬉しかったのです。