2013年4月21日(日)11:00/14:00 西大寺ふれあいセンター
人形劇団クラルテ公演「おひさま劇場」が終了しました。子どもたちは物語世界に入り込んでわらったりドキドキしたり・・・そのたびに表情がクルクルと変わります。その表情を見ているととても幸せな気分♥
はじめのお話「森のちいくまちゃん」小さなくまちゃんの活躍に心をぴったりと寄せる子どもたち。真剣に見ながらもユーモラスなかけあいに会場中が大笑い。
次のお話「わくわくドッキン!こぶたのりんご」はちょっと、ドッキリ。とっても不思議、ナンセンス。もともとナンセンスな子どもたちはお話をスッと受け入れます。こちらは大人がエー、こんな奇抜な展開ある?!興味津々・哲学を感じるわッ!!!
人形劇団クラルテは創立65年の老舗の人形劇団。1時間足らずの人形劇を観ても、背景や人形、物語に、その歴史と技術に裏打ちされたクオリティーの高さを感じます。
公演のあと、バックステージで手作り楽器やお人形を手に取って見せてもらいました。くまちゃんもこぶたも素材は木。くまちゃんは毛糸のかぎ編みでおおわれて、柔らかい質感がステキです。うごくとカタカタといい音がします。目が動いたり、口がひらいたりとどちらの人形も細かい細工で、とってもチャーミング***
子どもたちは、いつまでも一緒にいたい!と、お人形のそばをはなれません。お人形も子どもたちもどっちも可愛い!
そしてクラルテさんとの交流会には、感動の声が参加者から次々と寄せられました。「息子は4か月。この子にとって劇場デビューがクラルテさんとの出会いで本当によかった♥」「手作り楽器、木のお人形、お二人の歌声…この人形劇を包むすべてが優しい世界。すばらしかった。」「いつもはわたしから離れない子どもが、今日は親と離れて兄妹でしっかり楽しんで観ていました。」「いろんな楽しいキャラクターが登場するけれど、おふたりでどうやって演じているの?!」etc.
“クラルテ”はフランス語で“光”という意味だそうです。子どもの文化芸術を創造する作り手さんの真摯な姿が感動でした。ぽかぽかほっこりあったかい「おひさま劇場」でした。