9月鑑賞会「クモばんばとぎんのくつした」終了!ベテラン陣の‘’いぶし銀‘’の魅力!

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クモばんばとぎんのくつした(劇団うりんこ)
2024年9月14日(土)18:45開演
開場20分前 上演60分+バックヤードツアー&記念撮影会
百花プラザ多目的ホール
参加 約170名

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劇団うりんこ「クモばんばとぎんのくつした」は前評判通り!なめくじニュッルが自分を好きになる成長物語であり、個性の強い登場キャラクターたちの多様性賛歌でもありました。
原作の素晴らしさ+舞台ならではの演出+ベテラン俳優のパワー
そして、会場に足を運んでくれた皆さんで作り上げた舞台です。

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クモばんばにちなんで、いいとこ探し!
①平土間にぎゅっと集まった観客の会場の雰囲気がいい
②ベテラン俳優さんたちの存在感と安定感
③なめくじやクモの動きにリアリティがあって楽しい
④付け足と本物の手足で足数表現
⑤カラフルなクモばんばのお店の小道具やシンプルな舞台美術
⑥ニュッルの悩みや成長へする姿
⑦性別や年齢を超えた役分担(特に花くも!)
⑧終演後の写真撮影のサービス精神
⑨和やかで話しやすいな劇団の皆さん
⑩子どもスタッフの働きぶり(助かった~)
⑪原作にはないかたつむりやこがねむしの音楽使い
⑫クモばんばの声量と迫力・・・柴田さんは舞台以外ではとても静か
⑬ニュッルのかわいさ・・・はまださんは舞台監督も兼務
⑭ひとり4役?+α・・・原田さんは元劇団代表
⑮音響等担当さんの気配り・・・南村さんは唯一のヤング
⑯スタッフ渾身のグッズやディスプレイ

まだまだありそうですが、とりあえずこれくらいで。

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「いぶし銀」・・・いぶしをかけた銀。「表面を灰色に変化させた銀」で語源は陶芸技法。見た目の華やかさはないが実力や魅力があるもの。

【みんなの感想】

・くもばんばのあみものがじょうずだった。

・ほんとのくものきもちがつたわってきました。

・3人でされてるとは思わず、ビックリしました。表情豊かでおもしろかったです。

・自分らしさについて学べました。クモばんばが白いくつしたをもってきた後の展開をみて。

・素敵なお話で1時間楽しく見られました。歌もよかったです。

・素敵な布できれいでした。たのしかったです。

・クモばんばのパワーがすごくて、助けられる場面が沢山ありました。

・3人とは思えないくらいキャラクター豊かな登場人物に楽しまされました。きらわれ者のナメクジがだんだんとみんなと距離が知人で行く様子が心和まされました。本物のナメクジを見たらこの劇のことを思い出しそうです。

・話も楽しく、声や動きに圧倒されました。すごいな~尊敬‼話の内容も胸に詰まりました。

・ぼくもギンのくつしたがほしいです。

・おもしろかった!(多数)

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公園に行くような気分で楽しんだ ♪弦楽四重奏♬

みんなの劇場・おかやま2024年7月鑑賞会「せとうちカルテット 子どもとおとなが一緒に楽しむ 弦楽四重奏」2024年7月21日(日)17:00~18:15 百花プラザ多目的ホール

カルテットの演奏を彩るハートのオブジェ。昨年のアートプロジェクトでご一緒した久保美沙登さんのインスタレーション。

カルテットの演奏を彩るハートのオブジェは、昨年のアートプロジェクトでご一緒した久保美沙登さんのインスタレーション。オープニング曲「愛の喜び」(クライスラー)ともリンク!

ヴァイオリン説明猛暑の中、無事に会場へたどり着けた観客を魅了する素晴らしいコンサートでした。39年の劇場の歴史を紐解いてみたところ、弦楽四重奏の鑑賞会は23年ぶり!

せとうちカルテットは個々の演奏技術に加え、ホスピタリティとチームワークのよさあふれる弦楽四重奏。開演前に会場に流れていたBGMは生音! 贅沢なウェルカムミュージックに開演前から感動の予感が

ヴィオラ弦楽四重奏はヴァイオリンとヴィオラ、チェロで構成され、宮廷広間(chember)で演奏された音楽をルーツにすることから、室内楽(チェンバーミュージック)とも呼ばれます。今回、せとうちカルテットの長坂さんに事前にお願いしたメッセージに、「公園に遊びに行くような気分で来場いただけたら幸いです」とありました。クラシックをより身近に気軽に楽しんでほしい気持ちがひしひし伝わってきます。

いざ演奏が始まると、どこかで聞いたことのある曲ばかり.私たちは、知らないうちにクラシックに親しんでいるんですね!さりげないジョークを交えた解説や楽器紹介コーナーの単独演奏に、大人も子どもも弦楽器の世界に一歩踏み込んでいきました。

チェロ

終演後、お客様のお見送りにメンバーがロビーに登場。希望者と一緒の撮影をお願いしたところ、快諾。沢山の方がうれしはずかしの記念撮影していただきました。  きっとお家でもスマホを眺め、思い出話に花が咲いたことでしょう。特に印象的だったのは、メンバーに挟まれ、エアバイオリンを奏でる男の子。よほど感動的な鑑賞会だったのですね。こんな出会いがきっかけで、未来のヴァイオリニストが誕生するかもです。

左から、長坂さん・仁熊さん・長瀬さん・柳橋さん

左から、長坂さん・仁熊さん・長瀬さん・柳橋さん。楽器と人のサイズ対比も楽し!帰り際、「子どもたち、よくもったなあ」とメンバーの皆さんが驚きぎみにおっしゃいました。学校など子ども対象の演奏経験が豊富なだけに率直な感想だったのだと思います。さすが劇場の子ども達! 司会やチケットもぎり係などでも大活躍でした。

会場の子どもたちの声や動きが気になった方もいらしたかもしれません。みんなの劇場は、親子で鑑賞するところからスタートしていますので、子育て時代を思い出して暖かく見守っていただけたらと、心よりお願い申し上げます。

 

 

【みんなの感想】

・中学校で吹奏楽をしている娘(クラリネット担当)と一緒に聴かせてもらいとても気持ちよかったです。ちょっとずつ音楽の学びを深めていきたくて、このような気軽な演奏会から定期演奏会のようなハードル高めのところまで足を運べたら嬉しいと思っています。(ゆうな&母)

・私はすいそう楽部をやっていて、高音のクラリネットたんとうだけど、低音のチェロが大好きです。これまで本物は見たことがなかったので、うれしかったです。(泉/9歳)

・知っている曲や知らない曲があって、たくさんの曲がきけてたのしかったです。(しおり/5年)

・じょうずでした。(ねいろ/6さい)

・(子どもが)3歳で少し心配でしたが、最後のアンコールで、小さくなったり大きくなったり手拍子がたのしかったみたいです。来てよかったです。(こう/3さい)&ママ

・素晴らしい演奏をありがとうございました。生で聞く機会はそうなく、年を重ねたからこそ耳が肥えてきたのか、感動しました。学生時代に何度か聞く機会があったけれど、違いや良さがわからなかった。今だからこそ素晴らしさがよくわかりました。(はるみ)

・むかしのえんそうがきけてよかった。(かいと)

・しらないきょくがきけたりしてたのしかった。(さき)

4人の特徴をよくとらえていてビックリ!(ちはる/7さい)

4人の特徴をよくとらえていてビックリ!(ちはる/7さい)

 

 

 

 

 

 

 

 

大盛況でようござんしたね!                         『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』@ハレノワ

「出会えてようござんしたね」

「出会えてようござんしたね」

2024年5月5日・子どもの日                                 人形劇団ひとみ座「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」公演

岡山芸術創造劇場 ハレノワで無事終了しましたー

「舞台からも皆さんのお顔がよく見えたんでござんすよ」

「舞台からも皆さんのお顔がよく見えたんでござんすよ」

おかげさまで2回の公演で1000人近い親子に
お芝居を届けることができました!
ありがとうございました。
今をときめく「銭天堂」は、人間心理と駄菓子の
甘〜い誘惑が織りなすサスペンスなストーリー。
                                      子どもについてきた大人もしっかり楽しみました!
子どもが見たい物語はなるほど奥深い。
人形の紅子は人間より大きかったよ!
歌あり、アクションありと
人形劇の枠を飛び越える演出で、エンタメ感も満載。
子ども達からのプレゼント!紅子もしっかりいただきました。ありがとうござんす。

子ども達からのプレゼント!紅子もしっかりいただきました。ありがとうござんす。

「自分の願いが叶うお菓子工作ワークショップ。素敵な作品たちでござんした。」

「自分の願いが叶うお菓子工作ワークショップ。素敵な作品たちでござんした。」

子どもの日とあって終演後には
小さな駄菓子屋と駄菓子クラフトワークショップがオープン!
たくさんの親子で賑わいました。
「本物の銭天童のようでござんすね」

「本物の銭天童のようでござんすね」

 

「本物の銭天童と違い、大繁盛でようござんしたね」

「本物の銭天童と違い、大繁盛でようござんしたね」

 

岡山市子どもセンター&ハレノワ&みんなの劇場のコラボで
開催されたこの企画。来年も別の作品で開催予定です。
お楽しみに!

特別鑑賞会 松元ヒロソロライブ おかげさまで大盛況!!

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松元ヒロソロライブ㏌岡山  Vol.12                                                                                    2024年1月14日(日)14:30開演                                                                                百花プラザ多目的ホール 全席自由  参加約300名

「テレビで会えない芸人」松元ヒロ。ヒロさんに会いに開場前からうれしい長蛇の列。前売り券はもちろん、当日券の売れ行きも順調! おひとりで来てくださる方が多いのも特徴かもしれません。皆さんお運びいただき本当にありがとうございました。

開演早々、ヒロさんの問いかけで300名を超える観客のうち、約3割が初めてのライブ体験とわかりました。戦争や不正や災害が続く中、レギュラーファンの期待も高まります。いつも以上にヒロさんもテンションが上がっている印象です。

冒頭は鉄板の首相ネタに続き、原発の処理水海洋放出の話。元旦早々の令和6年能登半島地震にも関連してでしょう。聞いて、笑って、たくさんの情報や意見をどう見極めるのか改めて考えさせられました。深刻なネタもわかりやすく、庶民の目線で笑わせてくれるヒロさんです!

今回はパントマイムもたくさん演じてくれました。もちろん、上手い!舞台志望だったヒロさんがマイムの道に入ったきっかけが鹿児島なまりとチャップリンとの出会いだったそう。昨年亡くなった第一人者ヨネヤマママコの孫弟子のあたること(Wikiの情報を本人訂正)、マイムの神様マルセル・マルソーマルセ太郎の話など。日本のマイムの歴史を聞いているようでした。

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人権や平和にまつわる3つのテーマで本編終了。予告アンコールはおなじみニュースと天気予報です。観客の記事原稿の朗読に合わせ、ヒロさんがマイムを演じるというもの。今回の読み手は某中学校のA先生。演劇部顧問だけあって、活舌よくさり気に注目を集め、ヒロさんから目立たぬよう注意( ´艸`)をうけていました。

以下、今回のライブに登場した本や映画を紹介します。

『やじと民主主義』                                 北海道放送報道部道警ヤジ排除問題取材班 (著)                               2019年7月15日に起こったいわゆるヤジ排除問題を北海道放送報道部の取材班が4年間に渡り追い続け、ニュース報道からドキュメンタリー番組と発信し続け、数多くの賞を受賞しながら、2022年には書籍化、そして2023年春にはTBSドキュメンタリー映画祭で上映された。https://yajimin.jp/

『真珠湾攻撃総隊長の回想 淵田美津雄自叙伝』                  淵田 美津雄(著) 仲田整一 (編集, 解説) 講談社文庫                海軍機動部隊の精鋭360機を率いハワイ奇襲作戦を陣頭指揮し、ミッドウェー海戦で重傷を負い、原爆投下直後の広島で被害調査に従事し、厚木基地にマッカーサーを迎え、ミズーリ号での降伏調印式に立ち会った淵田美津雄。戦後キリスト教に回心し仇敵アメリカへ伝道の旅に出る。激動の時代を生き抜いた男の真実とは。

「福田村事件 -関東大震災・知られざる悲劇 」             

辻野弥生(著) 五月書房新社                        関東大震災直後、四国から千葉へやってきた行商人達が朝鮮人と疑いをかけられ、正義を掲げる自警団によって幼児、妊婦を含む9名が殺害された。映画『福田村事件』(森達也監修)が依拠した史科書籍。長きに渡るタブー事件を掘り起こした名著。

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最近は「きちんとした舞台を観てほしい」との理由から、プロの照明・音響とタッグを組んだホール・バージョンのライブにこだわっているというヒロさん。スタッフから「つなぎの音楽も、とてもいいですね」とほめられ、「実は息子が選曲してくれてて」と嬉しそうに教えてくれました。おかげでネタに集中できて、とても助かっているそう。

古希超え、ますます磨きがかかるヒロさん。まさに「生で会いたい芸人」です!