2016年9月22日(祝)18:30 百花プラザ多目的ホール
お芝居のテーマは「戦争」。難しいテーマながら小さな子どもたちから大人たちまで舞台にひきつけられました。観劇の後に家族で話ができたらいいですね。
子どもたちの感想を紹介します。
〇私は学校の研修などで広島や沖縄に行って戦争について大体理解しているつもりだったけど1人の人物にここまで注目して戦争を見たのは初めてだった。私が一番心に残っているセリフは、「母ちゃんのかたきを打つためにあいつの町をめちゃくちゃにしてやる。」というセリフで、それを聞いたとき、そんなことをしたってアメリカの罪のない人の命が失われるだけで何もかわらないのになと思ったけど、自分がもし家族を殺されてしまったら、そんな風に思うのかなと思った。そして、私は平和に暮らせているけれど、いまもどこかで戦争がおき、多くの命が失われている。私に出来ることは少ないけれど私もいつか、平和のかけはしになりたいと思った。(14才女子)〇りゅうが迫力があって音もすごくて楽しかったです。(9才女子)〇平和の大切さがよくわかって、すばらしかったです。(9才女子)〇すごいすてきな話で感動した。神社の木ぼりのりゅうはいつもみんなを守ってくれたらいいな。(4年生女子)
むすび座の者です。ご覧いただき、ありがとうございました。
まだまだ足りない部分もある作品かと思いますが、
そこを人形のチカラが埋めてくれているような気がします。
命を持っていない人形が、皆さんの想像力を引き出してくれる。
戦争という難しい状況をドライに表現できるのも、人形劇かと。
時代がアチラに行くか?コチラ来るか?そんな時に、
子どもたちに自分の頭で考えてもらえるキッカケになれば幸いです。