7月鑑賞会 左手のピア二スト・智内威雄(ちないたけお)コンサート

楽しいトークを交えてリラックスして聴く、本格的なピアノ演奏会です。「心に響く命の音」と称される深い音楽性と卓越した演奏力。このコンサートでは、演奏する左手をスクリーンに映しながら、お聴きいただきます。留学中に発症した右手の病。左手一本という弱点から長所を見出し、新境地を切り開きました。戦後の絶望の中で発展したといわれる「左手のためのピアノ曲」を通して、どんな困難な状況でも夢を追い続けることの大切さを語ります。子どもと大人がいっしょに楽しむコンサートです。是非この機会に、左手のピアニスト智内威雄の演奏をライブでお楽しみください。

■2023年7月9日(日)15:00開演(30分前開場)上演時間1時間30分(休憩を含む)百花プラザ多目的ホール(岡山市東区西大寺南1丁目2番3号)

チケット料金:一般前売り2500円(当日300円増し)子ども2200円(4才~18才以下)

チケットの予約申し込みはこちらのフォーム

または、みんなの劇場☎086-942-1544 ✉はこちら

左手のピアニスト智内威雄コンサート

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IMG_0124@【プロフィール】 動画はコチラ                              1976年埼玉県蕨市生まれ。 現在大阪府箕面市在住。 東 京音楽大学、 ハノーファー音楽大学を卒業。

留学中にグリーグ国際コンクール、マルサラ国際コン クールに入賞受賞するが、右手に局所性ジストニアを発 症する。 03年に左手のピアノ音楽と出会い、 その分野の 復刻普及を目指し「左手のピアニスト」として活動を開始 する。 芸術振興事業とともに教育福祉事業を手がけ、そ の活動が高く評価され07年に関西テレビ、13年にNHKが ドキュメンタリー番組 (月間Galaxy賞受賞)を制作・放送 する。
現在は東京音楽大学講師、そして一般社団法人ワンハ ンドピアノミュージック代表理事、 「左手のアーカイブ」プ ロジェクト代表を務める。 社会活動としては大阪府箕面 市の特命大使、埼玉県蕨市のPR大使を務める。
著書『ピアノ、その左手の響き: 歴史をつなぐピアニスト の挑戦 (太郎次郎社)』
2016年 神戸アートアワード大賞受賞
2017年  Jasrac 音楽文化賞を受賞
2018年 世界初となる左 手のピアノ国際コンクールを主催
2019年 NHKが制作し た同コンクールのドキュメンタリー番組が総務大臣賞にノ ミネ
    ートされるなど普及活動と共に演奏分野としての評価 も高まっている。

左手のピアニスト智内威雄さん事前交流会報告

5月23日(火)11:15~12:30 百花プラザみどりの相談室 参加者13名

次から次へとビックリなエピソードがとびだすお話上手な智内さん。

次から次へとビックリなエピソードがとびだすお話上手な智内さん。

左手のピアニストとして活躍するまでのいきさつほか、これまでの人生エピソードをユーモアたっぷりの楽しいお話にして聞かせてくれた智内さん。ビックリするほどのピンチにも負けず、希望をもって前進する姿に「どうしたら、そんなに明るく切り抜けられるのですか?」という質問もでましたよ。そんな人生をバックグランドにした彼のピアノ演奏は強靭であり繊細です。ぜひ、子どもから大人まで、ライブで出会ってほしいピアニスト智内威雄さんでした。

お話がとまらない智内さん(笑)

お話がとまらない智内さん(笑)

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智内威雄Biography(事前交流会から)

▼ 1976年生まれ。父は画家、母は声楽家。母の意向で3歳からピアノを始める。「普通の人とちがった道に行きたければ、ちがった生活をしましょう。普通の人と同じ道へ進むのなら、同じ暮らしをしましょう。」という父の言葉に納得して、朝、4時前に起きてピアノを弾く生活を始める。寝ぼけて弾いていたので、ピアノはうまくなってないが、この生活がルーティンになったのはよかった。

▼転機

ピアノの練習はしていても、ピアニストになる意識はあまりなかった。住んでいたのは東京のベッドタウン、彼が通う中学校は校内暴力で荒れていた。ある日、合唱コンクールがあり、伴奏を頼まれる。彼にとって、伴奏曲ぐらいはお手のもの。洒落た曲を軽快に弾くと、ヤンキー友達が大喜び。翌年のバレンタインデーはすごいことになり、「ピアノを弾けば、人が喜ぶ」ことを知る。そこから魂を入れてピアノに取り組む。

▼ 2000年 ピアニストの登竜門であるドイツ・ハノーファー音楽大学に入学。E.S.ネックレベルク教授に師事し研鑽を積む。

▼ 局所性ジストニアが右手に発症

数々の国際コンクールで入賞しはじめ、師からも期待されていた矢先、2001年 局所性ジストニアが右手に発症。

▼大学を休学しリハビリを開始。生活に支障はなくなったが、ピアニストの道はあきらめるしかなかった。

▼ 2002年 E.S.ネックレベルク教授のすすめで、左手の音楽世界と出会う。彼は左手のピアノ曲があるのは知っていたが、どこか偏見を持っていた。しかし、その楽譜を見て、技術性・音楽性・芸術性の高さに驚き、同時に地下扉が開いたかのように、自分の道が開ける。左手のピアニストとして音楽活動を再開。 同大学の卒業試験にて、左手のみで行った室内楽で満場一致の最優秀成績を収める。

▼2006年 日本でのソロ音楽活動開始。数々のドキュメンタリーに取り上げられる。

 

 

3年ぶりのレトロ遊びは盛況でした!

IMG_49855月28日のレトロマルシェに参加しました。マルシェが向州公園にも広がり、お天気も良かったのでものすごーくたくさんのお客さんでにぎわいました!みんなの劇場・おかやまはいつも五福座で子どもコーナー担当。今回は、コロナ規制も緩まったので、3年ぶりにレトロ遊びを再開しましたー(*’▽’)

皿回しは、はまっちゃう

皿回しは、はまっちゃう

レトロ遊びは、前身の西大寺子ども劇場が、今から20年くらい前に子どもの発達に大事な感覚遊びを復活させようと、昔遊び+知育あそびを融合させた「レトロ遊び復活大作戦!」を発案し、地域で実施してきました。当時のチラシです。

当時のチラシ。またこんなイベントやりたいな❣

当時のチラシ。またこんなイベントやりたいな❣

3年ぶりでどうなるかな?と心配していましたが、ぜんぜん大丈夫!老若男女喜んで遊んでくれました!また、2024年5月に鑑賞会に決まった人形劇団ひとみ座「ふしぎ駄菓子屋銭天童」にあやかり「西大寺駄菓子屋観音堂」をオープンして、くじや駄菓子屋さんごっこで楽しみました。

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当たったよ!

当たったよ!

アート・文化=遊び 創造遊びは生きていく力だと考えます。これからも「子どもと文化」をまん中にみんながつながるコミュニティーをつくっていきます。応援よろしくお願いします(^^)/

 

5月鑑賞会「おしいれのぼうけん」レポートbyさとし&あきら

ほんわか-おしいれメンバー

2023年5月13日(土)18:30開演 (上演60分)   百花プラザ  参加:約220名

今回は鑑賞会のスペシャルレポーターにあきらくんとさとしくんを迎えて、 みんなの劇場おかやま5月鑑賞会の様子を伝えてもらいます。

【上演前】

コロナ以降、初めてのチケットもぎり。パンフレットも配ります。

コロナ以降、初めてのチケットもぎり。パンフレットも配ります。

あきら:さとちゃん、今日は雨だねえ。
さとし:うん、でも、たくさんの人が見に来てくれてるよ。
あきら:すごいね!会員のお友達もチケットもぎりやパンフレット配りのお手伝いしてくれてるよ!
さとし:当日、見に駆け付けてくれた人もいっぱいいるって。
あきら:やっぱり、ぼくたちって人気者?

【はじまりは、ほんわかメンバーの一芸披露】
あきら:最初はハンカチを使って、ほんわかシアターのみんなが得意技を見せてくれたね。
さとし:いつものことだけど、さすがだよね!
あきら:1枚の布が人形になったり、バナナになったり。
さとし:ねずみは絶対、生きてると思っちゃうよ!

 

けいこせんせい2

あきら:「おしいれのぼうけん、はじまりはじまり」川
さとし:あーくん、ぼくたち行かなきゃ!
あきら:さとちゃん、手をつないで行こう。
さとし:今日もがんばるぞ!
あきら:まかせとけって!走れ~走れ~♪

おしいれの中に閉じ込められるさとしとあきら。小道具のおしいれがナイス!

おしいれの中に閉じ込められるさとしとあきら。小道具のおしいれがナイス!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【終演後】

いずみ 8才

いずみ 8才

あきら:今日もがんばったね~
さとし:ほんわかのみんな、息があがってるよ。
あきら:そりゃそうさ、みんなお年ごろだからね。
さとし:あとで肩でももんであげよう♪                    あきら:お! みんなの感想がいっぱ  いあるよ!                                 さとし:絵もすごく上手だね!

【みんなの感想】

・おもしろかった(みなと 6才)

まさおみ 2年

まさおみ 2年

・たのしかってわらちゃった。(しょうご 7才)
・うたがすごくしゅうちゅうしておもしろかったです。(たくみ 6才)
・ねずみばあさんのこえがじょうずだった。(ひなこ 8才)
・すごいなとおもった。(ゆな 7才)
・たのしかった。ありがとう。(あおい 4さい)
・すいどうみたいなところでぶくぶくというおとがおもしろかった。(ひろみつ 2年生)
・たのしかったです。(れい 5さい)
・歌やねずみばあさんが面白かった。(つばさ 12才)
・人形とかもくふうしてつくられていて、すごいし、お話に感動した。(るか 9才)
・たのしかったです。ありがとう♡(こはる 6才)
・にんぎょうげき、たのしかったです!歌もとても楽しくて、あっという間でした。(みさ・しょうご)
・最初は夜の街をふたりであるいたり走ったりしてまいごになったけど、いろんなことをのりきってこども園に帰ってこられたので、いい話だと思いました。(だいち)
・二人で頑張ってぼうけんしているところがかわいかったです。カサが出てきたり、車が出てきたり、楽しませる工夫は無限大だと思いました。「すぐにおしいれにいれてしまって、ごめんなさい」と言った先生があやまるシーンは自分と重なりました。楽しくわくわくする世界観を体感できて楽しかったです。(まさみママ)

あさひ 7才

あさひ 7才