



今年度のアートプログラムのテーマはノーマライゼーショ ン。子どもから大人まで、障がいがある人もない人も一緒 に楽しむワークショップ。講師のお2人も初めての試みだ ったようですが、とてもステキな空間になりました。あら たにさんのサポートで楽しい歌のセッション。いろんな年齢の人たちが歌で一つになりました。 古川さんが紹介してくれる世界の打楽器に子どもたちは目をキラキラ。歌っ て跳ねて叩いて…と子どもたちの好奇心を育むワークショ ップになりました。
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子どもが感動するモノは大人も感動するのです。
全身の感覚を使って体験するからこそ、ココロに響く。
会場を巻き込んでのコンサートは子ども達が歓声を上げる。でも、砂山という静かな音楽になった瞬間。
会場は静かな世界になる。
そこに、響くのは歌声。
透き通る水晶のような声が会場を包んで、踊っていた子どももはしゃいでいた子どもも、その声と世界に。
歌って踊ってのコンサートの中で、その時間だけがグッと締まった感じで、小さな子どもでも静かな曲を最後まで聞く力があるのだと。
もちろん、ステージの構成であり、実力であり、表現力があるからこそですが、あの瞬間の会場の空気にスゴイと思ったのです。
ラスト、まだ手を引かないと階段をおりれない小さな子どももステージに上がって踊ろうとしたり、中学生や小学校高学年の子も踊ったり。
もちろん大人も。
同じ子ども劇場の会員であっても、学区はバラバラ。そんな全員が同じ曲を歌って、踊る。
音を楽しむから音楽。
音楽ってステキだなあ。って思えた鑑賞会でした。
リズム探偵団のリーダー・辺直治さん(へんなおじさん)又の名を
5年前の公演後、家庭