子守唄の魔法

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『おさな星のうたたね』を観ました。
親視点から見ると、とても深さが増していきます。うたたね視点から見ると、純粋な気持ちや勇気を出していくまでの移り変わりがステキに感じます。

宇宙の不思議。
生命の不思議。

そんな重厚なテーマの中に、たくさんの愛がちりばめられている作品でした。
雪原に現れた大きな手のシーンには、迫力と演技力の素晴らしさに会場が飲み込まれ、ざわめきたった客席。肩を寄せあう子供達が「コワクナイ」と呟きながらお互いを励まし合う。
回るステージの不思議さと舞台表現の巧みさに歓声が上がり、冒険を更にステキなモノとしていきます。
怖さの中に笑いも混ぜながら、子供達の視線を釘付けにして、たくさんのメッセージを詰め込んだステージは無事に終了。

うたたねが溶かしたのは、冷たい氷の魔法だけだったのか?
それは、おさな星を観てそれぞれが感じる部分。子供達に、大人達に『子守唄』が届いたらステキですね。
あたたかな気持ちになる日溜まりの作品でした☆

読み聞かせの会

最近、子育て支援センターから依頼があって読み聞かせに行く機会が増えています。

11月14日は長船ちとせ保育園、12月1日はプーさん文庫の助手として邑久・福田保育園、12月8日はちとせ保育園の各支援センターに行きます。

季節に合った絵本を読みながら支援センターに来られる親子さんと触れ合う機会をつくっています。勿論、子ども劇場のごあんないは忘れません。先日行った邑久では、幼稚園でもらってくる子ども劇場のチラシをみて気になっているというお母さんに出会いました。少し劇場のことをお話し、いい感触を受けましたがどうでしょうか・・・。次の出会いが楽しみです。

カンガルーポー学習交流会

11月29日(火)10時~西大寺公民館第1講座室で藤井弥生さんを講師に迎え学習交流会を開催しました。参加者はいつもの定例会より多い15人+4人(子ども)でした。この活動はサン基金の助成をいただいています。

藤井さんは「人・ふれあい・ひろば」(発達障害相談支援の為の団体)のアドバイザーで著書には「ぼくの場所」があり児童クラブで出会った子どもたちの心の叫びが綴られています。

まず最初に「ぼくの場所」に書かれている子どもを通して教えられたことを講演形式で話していただき、その後、参加された方の困っていることに答えると言う形態をとりました。

参加された方の感想から・・・「心がほっくりした」「肩の力がスッと抜けた感覚になった」「話を聞いて楽になれた」「具体的な方法が見えてきた」など

みんな一生懸命子どもと向き合って子育てしているのでしんどいことがいっぱい。少し肩の力が抜けたらいいなあ・・・。カンガルーポーはおしゃべりの場です。子どもたちからいっぱい教えられることがあるのよね。(次回藤井さんをお迎えするのは1月31日(火)です)

断捨離を読んで

「断捨離」を読みました。

内容は「これはまた使うかも」「これは今度また着られるかも」「これはもったいないから」と言う風に考えてどんどん物が増えていきます。それは「物」が主語になっているのです。

そこで断捨離では自分にとってどうか?と問います。「今の自分にとって必要か否か」「今の自分が使うかどうか」を問いかけるのです。

夫が片付けないから、家族が・・・というのは言い訳に過ぎません。この言い訳の時間がもったいないと説きます。そして、今の自分に必要な物のみに囲まれる幸せを説いているように思えました。

特にそうだなぁと思えた部分は高価な物を頂いた時など、もったいないからと取って置くのは間違っている。高価な物高級な物を使う価値のない人間なんだと自分をおとしめていると言うくだりでした。

高級な物を使うことに慣れると自分を高めることになり、めったにないお客様用を準備する必要もなくなる。物を大事に扱い、大切にする心が生れる・・・納得。 

酒屋でもらったビールグラスをさっそく捨てました。著者お勧めの1箇所断捨離からボチボチ始めましょうか。