岡山・現代アート・花房報告

IMG_20142016年4月15日(金)西大寺公民館

みんなの劇場・おかやま 大人企画第1弾現代アート入門トークイベント「岡山・現代アート・花房」終了。

現代アート入門は若干32才の花房太一氏の人生とパラレルさせるアプローチで始まりましたが、だんだん専門的になってきて、IMG_2015カントの感性・悟性とかミュージアムの語源は墓場であるとか、はっきり覚えてないけどエトセトラ。

現代アートの先駆けはマルセル・デュシャンの「泉」、便器にサインして美術館に展示したこの作品は権威づけられたそれまでのアート自体を批判的したものであったということ。本来アートとは向かい合う人(個人)との関係によって見られるものであり、人は作品を見て感じたことを繰り返し思考する。

20140407221831次に具体的な作品を見て参加者が感想を言ってみる。見たもののままを表現するほうが良いらしい。安易に何々のようだとまとめてしまうとそのイメージにとらわれてしまうから。だから水玉というより「黄色いツブツブである。」と言おう。「ぐちゃぐちゃって感じ」「絵具をたたきつけて書いているのかな?」とか。感じたことを作品に問いかけ、作品をよく見ながら考察する。その繰り返しからいろんな答えを発見していく面白さ。それが現代アートの醍醐味なのか⁈ 最後のスライドには

ー白い絵をみたら、「白い」と言えー これだけは覚えておこう!

チラシにネガティヴな響きで書いた「見て感じてくれればいい」という言葉が、なるほど「現代アートは見て感じればいい」とポジティブに変わるおもしろさ。急ごしらえで頭いっぱいに詰め込んだので、間違いがあったら直してください、花房先生。秋にはチャーミングな先生と作品を観にいく「現代アートピクニック」を計画しようかな?子どもが入ればもっと面白くなる予感がします。

付記:講座のあと現代アートに関連する記事を読んでたら、「近年「現代美術」への疑いが強くなっている」とか!アートへの思考はまだまだ終わらない。脳内持久走、現代アート、面白いぞ!!

子育て応援「カンガルーポー」が瀬戸内市協働提案事業に採択されました!

まんぷく遊び5年前から始めたノーマライゼーション型子育て広場カンガルーポー。今では、西大寺公民館、上道公民館、そして瀬戸内市長船地区で毎月開催しています。岡山市では公民館講座として地域連携で活動していましたが、このたび瀬戸内市でも協働事業として採択されました。一年の期間限定ですが、ママたちの子育てお助け広場と、育ち盛りの子どもたちの体験活動を地域の方々と連携して頑張っていきます。

さっそく、4月10日(日)10時ー14時 邑久教育の森キャンプ場で里山体験「野山でまんぷく遊び」を開催します。邑久の細道アルプスの会のみなさんにご協力いただきます。お問い合わせ・お申し込みは みんなの劇場。おかやま(西大寺子ども劇場)086-942-1544まで

真冬のスローライフ体験in わっかファーム

スローライフチラシ 0011月17日(日)10:00-15:00 対象小学3年生以上中学生 参加費一人800円  定員20名 まだ少し空きがあります。参加者募集中!

3年目のスローライフ体験は、講師に農業生産法人ワッカファーム代表の佐々木竜也・文夫妻に加えてナチュラルフード工房Inoriの代表、新居典子さんを迎えます。ファームで無農薬の野菜を収穫し、素材の味を生かした料理に挑戦します。箸や食器も里山の竹で作り、おまけに楽器も作りましょう。 最後は焚き火を囲んで竜也さんとセッションです。スローライフ体験 の総仕上げ、循環する暮らし体験にきっとみんな夢中になるよ。

詳しくは西大寺子ども劇場まで 086-942-1544 E-mail info@npo.sakuraweb.com

五福通りレトロ・マルシェ

CIMG1869 CIMG1858 2015年11月3日 レトロ・マルシェにレトロ遊びとプラバンで参加しました。今回で3回目、商工会議所を中心に五福通りの人たちや岡山理科大学の学生、学芸館高校、子ども劇場も参加した実行委員会の主催で、地域の活性に一躍を担う賑わいです。

レトロ遊びコーナーは通りではなく五福座の中、世代を超えた人たちが遊びに興じ、終日にぎわっていました。プラバン体験コーナーも人気で可愛いホルダーやペンダントが出来上がり「ありがとうございました」とお礼の言葉を添えて帰る親子が多くみられました。

レトロマルシェにぴったりのレトロ遊び。コマやフラフープ、お手玉、けん玉、アメリカンクラッカー、皿回しなど次世代に伝承することを願って地域のイベントに出かけます。