本を読んでいますか

毎日の生活に追われなかなか読書の出来ないのが主婦。私もその一人です。

もちろん読書好きの人もいますが、そんな方は置いといて今読んでいる作家は「奥田英朗」(おくだひでお)さんです。

直木賞受賞作品の「空中ブランコ」と「イン・ザ・プール」2作品共神経科医の伊良部先生が主人公のシリーズです。この伊良部先生が面白い!色白でドラエモンの様な指、まるで5歳児、行動にまるで迷いが無い等々破天荒な伊良部先生の元に様々な悩みを持つ患者がやってきます。

こんな先生いるはずないと思いながらもこんな先生だったら相談してもいいかな?なんて思ってしまう。短編なので短時間でも読めちゃうしクスリと笑える悩める現代人にお薦めの本です。

イン・ザ・プールに収めてある“フレンズ”は携帯依存症の少年が主人公。こんな子どもって沢山いるんだろうなぁ・・・なんて現代の子どもの闇の一面を垣間見た様な気がしました。さて、伊良部先生は少年を救うことができたのか?

次々と読みたくなってしまいます。本屋さんに行かなければ^^

あ、今はネットか!?

やさしいライオンレポ

「やさしいライオン」の鑑賞会レポートを書く。

コレが難しい。

始まりから終わりまで、見所満載で何から書き、何で終わるべきか?

抱腹絶倒で終始笑い声。
その笑いの中に切なさも散りばめられていて、子供達はブルブルの居場所を教えたり、「ブルブルはやさしいの!」と庇ったり。
レコーディングに参加した子は、歌ったり!

お芝居という形で、子供達の目の前に広がるパラレル。
全員が表情をクルクルと変えながら、観ていました。

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参加型ということで、子供達も花畑になったり。

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大人も参加。
練習もして、ワクワクしながらスタートした世界は最後まで、笑ったり、キュンとしたり、ハラハラしたりとジェットコースターのように心が揺さぶられました。

子供達の想像を超える反応にドキドキしましたが、真剣に心配をしたり、怯えたり、笑ったり。
「ガンバレ」を思わず叫んだ子供達の心に、あたたかな何かは届いたハズ。

子供達の素直で自由な反応が、この「やさしいライオン」の素晴らしさなのだ、と思いました。

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公演後に「楽しかった」「面白かった」と口々に言った子供達。
帰宅中に「やさしいライオンごっこをしたいから、ダンボールある?」と言った我が家の子供。
翌日の学校で、劇場友達と肩にガブリと手で噛み付く真似をする遊びをした、と言った長女。
遊びというコミュニケーションの形に変化する程に「やさしいライオン」は、楽しく素敵な記憶となって、残ったようです。
目の前で広がる別世界は、子供にも大人にもステキな何かをくれます。

「やさしいライオン」をまとめるならば、一言で。

「百聞は一見に如かず」(何回も人から聞くよりも,自分の目で実際に見るほうが確実であるということ)
ですね。
あれ?だとすると、興奮しながら書いたレポートの意味は?的なマトメに(笑)

そんなステキな作品☆

まもなく公演!

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舞台の準備、受付の準備もして、「やさしいライオン」はまもなくです。

先程、控室に行かせていただいたら、美味しそうな料理が!
トリコが食べたい☆

役者の皆さんも素敵な方ばかりで、あたたかな控室でした。
きっと「やさしいライオン」もあたたかなステージになるでしょう。

楽しみです☆

フラワーアート「冬虫夏草」

昨年の緑花フェスティバル、コンテナガーデンの部で

前期は金賞、後期は銀賞と輝かしい賞をいただいた

あの独特のセミのぬけがらのようなオブジェ。

1周年記念メモリアルで復活します。

緑花公園、百花プラザまえの芝生に今日から一ヶ月間展示します。

今回はオブジェ製作者、げきじょうで育った岸本宏太クン(多摩美3年)

に総合デザインをお願いしました。

宏太クンのメールから 

題名「冬虫夏草」

植木鉢を作ってくれと言われて最初に思いついたのが

冬虫夏草のイメージだった。
  冬虫夏草は死んだ虫から栄養を奪って

草が生えていくものだが、死にゆく者からまた新しい生命が生まれていく

光景にはある種神秘性を秘めているようで心惹かれる。

今回改めて展示するにあたって観る人にその神秘性を感じ取ってもらえれば有り難い。

 子どもはやがて大きくなり、すばらしい感性をもったおとなに成長していくのですね!

「冬虫夏草」、しみじみと心に響く言葉です。

明日16日は、初めて百花ホールを使って鑑賞会を行います。

宏太クンのアートがお出迎え。みなさん、ご覧下さい♪