【令和7年岡山市人権啓発活動補助事業】
~ハレの輪こどもフェスティバル関連企画~多文化共生イベント「ちがいを新しい創造へ」
2025年7月13日(日)17:00-19:30
岡山芸術創造劇場ハレノワ第1練習室 参加46名
【ゲスト】
劇団プーク:伊井治彦 石田律子 小原美紗
ソフィア人形劇場:イヴァン・ライコフ、マリエタ・ペトロヴァ、ストヤン・ロヤノフ
通訳:ヨルダン・マルコフ(ミュージシャン)
『カモメに飛ぶことを教えたドラ猫の物語』の人形劇鑑賞後、メーキング映画『Learning to fly 』上映と 出演者によるアフタートークイベントも開催しました。
人形劇団プーク&ソフィア人形劇場の長年に至る縁から、両国のキャスト合同で、『カモメに飛ぶことを教えたドラ猫の物語』作り上げ上演する様子をインタビュー形式で掘り下げていきます。
チリの作家ルイス・セプルヴェダが共生と多様性をテーマに書いた『カモメに~』に、挑戦する両劇団の戸惑いと勇気は、そのまま作品のコンセプトとも通じると感じました。互いに言葉は通じなくても演出の内容は以心伝心で伝わっていることが多いといいます。
互いを尊重し、家族のように愛し、深く結ばれた信頼から、出来上がった作品が見る人の心を揺さぶらずにはおられないのは当然ともいえます。イベントには、学生さん(小学生~大学院生)、国際交流やアート関係など多彩な方々に参加していただきました。
映画上映が終わると、くつろぎカフェ交流タイム。ブルガリア名物の薔薇ジャムをおなじみのブルガリアヨーグルトやクラッカーにつけていただきました。薔薇のいい香りが好評でした。会の終わりに、通訳のヨルダンさんがブルガリアの民族楽器ガドゥカを演奏してくれました。民族楽器の音色は、たちまち私たちを異国情緒あるれる雰囲気で包みました。「ふるさと」をみんなで合唱、遠いブルガリアと心がつながったようなひと時でした。