公園に行くような気分で楽しんだ ♪弦楽四重奏♬

みんなの劇場・おかやま2024年7月鑑賞会「せとうちカルテット 子どもとおとなが一緒に楽しむ 弦楽四重奏」2024年7月21日(日)17:00~18:15 百花プラザ多目的ホール

カルテットの演奏を彩るハートのオブジェ。昨年のアートプロジェクトでご一緒した久保美沙登さんのインスタレーション。

カルテットの演奏を彩るハートのオブジェは、昨年のアートプロジェクトでご一緒した久保美沙登さんのインスタレーション。オープニング曲「愛の喜び」(クライスラー)ともリンク!

ヴァイオリン説明猛暑の中、無事に会場へたどり着けた観客を魅了する素晴らしいコンサートでした。39年の劇場の歴史を紐解いてみたところ、弦楽四重奏の鑑賞会は23年ぶり!

せとうちカルテットは個々の演奏技術に加え、ホスピタリティとチームワークのよさあふれる弦楽四重奏。開演前に会場に流れていたBGMは生音! 贅沢なウェルカムミュージックに開演前から感動の予感が

ヴィオラ弦楽四重奏はヴァイオリンとヴィオラ、チェロで構成され、宮廷広間(chember)で演奏された音楽をルーツにすることから、室内楽(チェンバーミュージック)とも呼ばれます。今回、せとうちカルテットの長坂さんに事前にお願いしたメッセージに、「公園に遊びに行くような気分で来場いただけたら幸いです」とありました。クラシックをより身近に気軽に楽しんでほしい気持ちがひしひし伝わってきます。

いざ演奏が始まると、どこかで聞いたことのある曲ばかり.私たちは、知らないうちにクラシックに親しんでいるんですね!さりげないジョークを交えた解説や楽器紹介コーナーの単独演奏に、大人も子どもも弦楽器の世界に一歩踏み込んでいきました。

チェロ

終演後、お客様のお見送りにメンバーがロビーに登場。希望者と一緒の撮影をお願いしたところ、快諾。沢山の方がうれしはずかしの記念撮影していただきました。  きっとお家でもスマホを眺め、思い出話に花が咲いたことでしょう。特に印象的だったのは、メンバーに挟まれ、エアバイオリンを奏でる男の子。よほど感動的な鑑賞会だったのですね。こんな出会いがきっかけで、未来のヴァイオリニストが誕生するかもです。

左から、長坂さん・仁熊さん・長瀬さん・柳橋さん

左から、長坂さん・仁熊さん・長瀬さん・柳橋さん。楽器と人のサイズ対比も楽し!帰り際、「子どもたち、よくもったなあ」とメンバーの皆さんが驚きぎみにおっしゃいました。学校など子ども対象の演奏経験が豊富なだけに率直な感想だったのだと思います。さすが劇場の子ども達! 司会やチケットもぎり係などでも大活躍でした。

会場の子どもたちの声や動きが気になった方もいらしたかもしれません。みんなの劇場は、親子で鑑賞するところからスタートしていますので、子育て時代を思い出して暖かく見守っていただけたらと、心よりお願い申し上げます。

 

 

【みんなの感想】

・中学校で吹奏楽をしている娘(クラリネット担当)と一緒に聴かせてもらいとても気持ちよかったです。ちょっとずつ音楽の学びを深めていきたくて、このような気軽な演奏会から定期演奏会のようなハードル高めのところまで足を運べたら嬉しいと思っています。(ゆうな&母)

・私はすいそう楽部をやっていて、高音のクラリネットたんとうだけど、低音のチェロが大好きです。これまで本物は見たことがなかったので、うれしかったです。(泉/9歳)

・知っている曲や知らない曲があって、たくさんの曲がきけてたのしかったです。(しおり/5年)

・じょうずでした。(ねいろ/6さい)

・(子どもが)3歳で少し心配でしたが、最後のアンコールで、小さくなったり大きくなったり手拍子がたのしかったみたいです。来てよかったです。(こう/3さい)&ママ

・素晴らしい演奏をありがとうございました。生で聞く機会はそうなく、年を重ねたからこそ耳が肥えてきたのか、感動しました。学生時代に何度か聞く機会があったけれど、違いや良さがわからなかった。今だからこそ素晴らしさがよくわかりました。(はるみ)

・むかしのえんそうがきけてよかった。(かいと)

・しらないきょくがきけたりしてたのしかった。(さき)

4人の特徴をよくとらえていてビックリ!(ちはる/7さい)

4人の特徴をよくとらえていてビックリ!(ちはる/7さい)

 

 

 

 

 

 

 

 

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