第12期通常総会が終了しました。

2013年6月17日(月)9:30~12:00 西大寺公民館第2講座室 参加者26名

IMG_3289 ホントにアクシデント続きの第12期通常総会・・・。資料を作ろうと思ったら、古いふるい印刷機がお釈迦になって・・・ 。総会を始めようとしたらブレーカーが落ちて、真っ黒・・・。なになに、この縁起の悪さ・・・。でも、安心してください。フレッシュな理事メンバーも加わり、文化☆体験ネット西大寺子ども劇場は今年度も元気よくスタートができました。

IMG_3293総会のゲストに嶋田学さん(瀬戸内市新図書館開設準備室長)をお迎えしました。「子どもと本と、としょかんと」と題したブックトークは本質的なことをわかりやすく語られ、良いお話でした。図書館を場とする学び(教育)、人間の育ちは「知る」(認識)「感じる」(情念)「分かる」(理解)。特に「分かる」(理解)は「魂が開かれる哲学的な体験であると思う」と、絵本「スイミー」「大きな木」「白いうさぎ 黒いうさぎ」を例に出しながら、丁寧に語って下さいました。

また、「子どもたちがなかなか長い物語作品を読まない。」という悩みには「成長する子どもにとって必要なのは、人間の矛盾や葛藤などを描いているかということ。そして、それが簡単に解決できるものでなく、それを主体的に考える問いを投げかけてくれている作品ではないでしょうか?そう考えると、絵本であるとか、物語の長さとかはあまり問題ではないように思います。」とお話されました。

このことを、私たちは舞台鑑賞会を通してしています。嶋田さんのお話をお聞きして、作品を観る本質的な意味をもっと語りあわなくてはいけないと思いました。

代表理事徳持恒例のおはぎほか、美味しい手づくりスイーツも総会をいっそう味のあるものにしました。みなさん、今年度もよろしくお願いします。

 

大爆笑!!笑福亭鶴笑さんのパペット落語

2013年6月8日(土)18:45 百花プラザ多目的ホール 

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大入り満員の百花寄席!終演後の鶴笑さん「命をかけてさせていただきました。」(笑)

ライブは気迫が伝わります。3才の子ども達まで巻き込まれて、それはそれはオモシロイ、大爆笑の1時間でした。子どもの感想です。

・らく語はあまり知りませんでした。今日きいて、こんなにおもしろいものだとわかりました。テレビでもまた見てみたいと思います!みんなを笑顔にさせるのは、とてもいいことだと思います。学校でもまねしていってみたいです。またきてください。11才女子

・うどん屋に行って10円得するという話はじっさいにやってことがあるんですか?ぼくは、今日の話を見たり聞いたりして気づきました。勉強や遊びも大切だけど人をはげますことも大切だと気がつきました。9才男子

・最後にうどんを「ジュルジュル」と言っていたのがすごくおもしろかった。ゴジラとモスラのたたかいと、戦車も楽しかったです。9才男子

・わらいすぎておなかがいたくなりました。またやってみたいです。8才女子

・楽しかったです。いっぱい笑いました。また、きてください。8才女子

・見ていて意味がわかりませんでした。けど、少しわかりました。おもしろかったです。8才女子

・落語を見たのははじめてだったけれど、おもしろかったです。これからもたくさんの人を笑顔にして下さい。11才女子

・わたしは笑うことがしあわせかな?と思いました。わらう人がいるからしあわせかなと思いました。7才女子

・お笑いはだいすきです。いえでいつもお兄ちゃんといっしょに、わたしがわらわせています。ばくしょうしています。6才女子

 

 

6月は笑福亭鶴笑のパペット落語です!

6月鑑賞会は笑福亭鶴笑のパペット落語です。
2013年6月8日(土)18:45開演(上演時間1時間)百花プラザ多目的ホール
とにかくオモシロい!!と評判です。
パペット落語のほかにも南京玉簾、紙きりと多彩な国際コメディアン鶴笑さんの登場です。
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『みたあとカフェ』お芝居を観ることは体験です。

劇場で出会った作品の記憶が消えてしまなわいうちに感想を話す―それが『みたあとカフェ』この日はキノシタショウテンのコーヒーを用意しました♥IMG_3288

参加者の声 「おもしろかったね!親子であれば出産は立場は違えどみんな経験していることだから、身近に感じるテーマだよね?」「そう、だからうちの息子たち2人といつになく話が弾んだ!! 特に上の子は4年生。そろそろ女の人に興味をもつ年頃だから、いろいろ聞いてきた。性のことなんて、息子とどう話していいのかわからなかったので、命のテーマから話ができたのはすごく良かった!」「子どもが―この家族に産まれてきてよかった。―と感想を書いているのをみて感動したぁ。」「妊婦の人も会場にいてすごくいい顔していたね!」「上の子は自然分娩、下の子は帝王切開。産まれ方がちがうこともあるんだよ。と話をした。」「『ぼくはどうしてママのところに産まれたん?』って聞くから『神様とキミが相談したんじゃろ?』というと『ああ、そうだった、そうだった!』と答えて面白かった。」「そういえば、『きらいきらい、ちょっとスキ!』って恋愛っぽくも思えません?」「あっ!ホント。テーマが繋がってる~」「いろいろ、考えて創っているんだあ。」etc.

この日、一番印象に残ったはなし。小学校4年の男の子との会話です。

「おかあさん、あの赤ちゃんは産まれてくることができたけれど、出てこれない赤ちゃんはどうなるの?」「悲しいけれど、産まれることができなくて死んでしまうこともあるんだよ…。」

子ども劇場では、舞台作品を観ることを鑑賞体験といいます。日々、忙しい生活の中では子どもたちと生や死、愛や人生の話を面と向かってすることなんかできませんよね。でも、お芝居にはテーマがあります。観た作品についておしゃべりするだけで、人間にとって大切なことを親子で考えていることになるのです。そして、子どもが大きくなったとき、この時間がどれだけ大切であったかがわかります。

いろんな発見がある『みたあとカフェ』。次はぜひ、ご参加を!