カンガルーポーせとうち5月報告

瀬戸内市の協働をいただいた子育て支援事業カンガルーポーの定例会が終わりました。
参加者15名でした。

5月のテーマは「発達障害ってなあに?」でした。
学校や家庭ならこれくらいの知識があれば大丈夫!をベースに、ざっくりとした学習会を行いました。
基礎中の基礎!でしたが、メモを取られる方も多く、原点に戻って会を進めるように努力しようと改めて思いました。

今回は、最近よく聞くようになったLD(学習障害)とADHDでの学習トラブルは別物である。に、ポイントを絞りました。重ね合わせて持つことの苦しさもありますが、支援の仕方が変わってくるので、理解してもらおう。と、ここで書くと微妙なニュアンスになってしまっているかもしれませんが、事例をあげながら、丁寧に説明をさせてもらいました。

感想として、勉強できないをLDだから仕方ないと片付けず、何が原因なのか?を考えられるようになりたい。とか、具体的な事例で分かりやすかった。などをいただきました。

次回は、子どものリズムを知ろう!がテーマになります。

岡山・現代アート・花房報告

IMG_20142016年4月15日(金)西大寺公民館

みんなの劇場・おかやま 大人企画第1弾現代アート入門トークイベント「岡山・現代アート・花房」終了。

現代アート入門は若干32才の花房太一氏の人生とパラレルさせるアプローチで始まりましたが、だんだん専門的になってきて、IMG_2015カントの感性・悟性とかミュージアムの語源は墓場であるとか、はっきり覚えてないけどエトセトラ。

現代アートの先駆けはマルセル・デュシャンの「泉」、便器にサインして美術館に展示したこの作品は権威づけられたそれまでのアート自体を批判的したものであったということ。本来アートとは向かい合う人(個人)との関係によって見られるものであり、人は作品を見て感じたことを繰り返し思考する。

20140407221831次に具体的な作品を見て参加者が感想を言ってみる。見たもののままを表現するほうが良いらしい。安易に何々のようだとまとめてしまうとそのイメージにとらわれてしまうから。だから水玉というより「黄色いツブツブである。」と言おう。「ぐちゃぐちゃって感じ」「絵具をたたきつけて書いているのかな?」とか。感じたことを作品に問いかけ、作品をよく見ながら考察する。その繰り返しからいろんな答えを発見していく面白さ。それが現代アートの醍醐味なのか⁈ 最後のスライドには

ー白い絵をみたら、「白い」と言えー これだけは覚えておこう!

チラシにネガティヴな響きで書いた「見て感じてくれればいい」という言葉が、なるほど「現代アートは見て感じればいい」とポジティブに変わるおもしろさ。急ごしらえで頭いっぱいに詰め込んだので、間違いがあったら直してください、花房先生。秋にはチャーミングな先生と作品を観にいく「現代アートピクニック」を計画しようかな?子どもが入ればもっと面白くなる予感がします。

付記:講座のあと現代アートに関連する記事を読んでたら、「近年「現代美術」への疑いが強くなっている」とか!アートへの思考はまだまだ終わらない。脳内持久走、現代アート、面白いぞ!!

カンガルーポーせとうち

瀬戸内市の協働事業。子育て支援事業のカンガルーポーせとうちを4月19日午前10時から17時まで行いました。
午前午後によって人の出入りはありましたが、18人の参加でした。

午前は、音楽療法の柿崎次子先生がゲストでした!カンガルーポーを応援して下さり、私はずっとお世話になっている先生です。
前庭覚や固有覚のお話を、お手伝いなどの日常に、絡めてのお話。そして、質問にも丁寧に答えてくださいました。

午後は、フリートークです。小学校の話や園の話。子どもとの距離の取り方など。涙ありの笑いありの時間でした。
最後はみんなで子育てしようね!と話をしてそれぞれ帰られました。
泣いちゃうことは大切なことです。
後悔や悩みを少しずつ出して、少しずつ前に進められたらステキだと思います。

まんぷく体験報告

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4月10日に 大人22人・子ども24人参加で、 瀬戸内市協同事業「里山遊び・野山でまんぷく体験」を行いました。

邑久教育キャンプ場を会場として使わせていただきました。
躑躅が見ごろの時で、子どもたちと山を歩き躑躅の小道などを約1時間ハイキング。山道は身体バランスを調えるのに最適な場所です。

キャンプ場では、山菜(ふき、ゆきのした、よもぎ、いたどり、あけび、たんぽぽ、あざみ、さくら、こごみ、ねぎぼうずなど)のてんぷらとうどん、ちょっと苦みはあるけれど、自分達も採った事や珍しさやお友だちと一緒であることも食欲に繋がります。
自由遊びでは、小川に入って水の感触を楽しんだり、しりもちついてびしょ濡れになったりしました。

小学校高学年女子のグループは、小さい子の遊び場として、斜面に滑り台を作成したり(本当は芝滑りやキャタピラ遊びをしてもらうために用意していたダンボールでした。)、上手くいかなかったけれど、それも経験だなあ。と見守りました。

子どもたちは、一日しっかりと外で遊びました。走り回って、裸足になって、水や土の感触を体で感じて、友だちと一緒に過ごしていました。これがとても大切な時間です。

サポートをして下さった、おくの細道アルプスの会の小林さん、ありがとうございました。