新年例会『馬頭琴とホーミーの調べ』騒動記③

昼のステージが成功に終わり、岡林さんには小夜食の達人・幸子さんのステキなお弁当を食べていただき

一息ついたら、早速、夜のステージの準備に取り掛かります。

夜のメインは何といっても満点の星空***そう、プラネタリウムです。

リハーサルをしたものの、やはり微調整に時間がかかります。

岡林さんも快く協力いただいて、機会の位置や写りかたのチェックなど入念に行いました。

また、簡易な照明で雰囲気を出すのですが、これもお客さんがまぶしかったり 岡林さんの顔が暗くなったりと四苦八苦!

やっと出来上がったらもうすぐ開場時間!!

夜のステージは昼間と対照的。月と太陽 陰と陽。

しっとりと奏でられる馬頭琴は悲しみや情愛を表現します。

そして、いよいよ灯りを落としたら、ステージ真ん中から黒い丸っこい物体登場!

会場は満点の星空になりました***わあと声が上がります。つづく…

新年例会『馬頭琴とホーミーの調べ』騒動記②

1月5日(土)2:30/6:45 西大寺公民館第1講座室 参加者87人

朝から重い平台を移動しステージを作ったり、絨毯を敷き客席をつくったり、パネルを運んでモンゴルの景色を飾ったり

お正月の運動不足を一気に解消するハードな力仕事の連続・・・

すると華道の先生から「お花を生けてあげようか?」との打診。

人の好意に素直に甘える子ども劇場。軽くお願いしたらものすごく豪華なお正月花が入り口を飾りました(スゴイ!!)

昼のステージの始まりです。

演奏者・岡林さんのバックに、吉井川の風景が絵のように広がっています。

馬頭琴で奏でる曲はモンゴルの生活の中からうまれたもの。馬やらくだの曲があって、それぞれの走り方の特徴に合わせ、テンポも違うのが面白い。

ホーミーは体に響くような低音と笛の音ような高音との妙。はじめは違和感をおぼえるのですが、何曲も聴いているととても心地よくなってくるのが不思議。

各国を放浪した経験をもつ岡林さんは体験の中で感じたことを、静かに語ってくださいました。

自然とつながって生きることが人間の心の安定に本当に必要なんだなあと改めて感じます。

また、馬頭琴を奏でながら歌うホーミーは、幾重にも音が重なり広がりと深みを増し圧巻でした。

雲が流れ、川面から鳥たちがはばたき、冬の陽光に包まれた背景に、モンゴルのイメージが溶け合います。

すっかり、みんなモンゴルへ行きたくなりました。つづく・・・

新年例会『馬頭琴とホーミーの調べ』騒動記①

明けましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいします。

さて、2013年は1月高学年例会 岡林立哉『馬頭琴とホーミーの調べ』で幕をあけました。

新年例会っていうのは、西大寺子ども劇場始まって以来のこと

昨年総会で「新年から会員が集まって馬頭琴とホーミーを聴くなんてステキィ~♪」

なんて決めたものの それはそれは大変!だって公民館は12/28~1/4まで休みなのですから・・・

年末の慌しい25日、夕方5時に西大寺公民館集合。スタッフで会場設営のリハーサル開始です。

舞台の位置や客席、モンゴルのパネルの位置を確認していきます。

そして夜の部の目玉、プラネタリウム。上手く天井に映すことに悪戦苦闘!

普段は気にならない灯りでも星は映らないのです。やっと真っ暗になったとき 天井に満天の星**

100点ではないけどOK!そそくさと引き上げたのでした。後は新年5日を待つのみ つづく・・・

おもしろかったね!劇団コーロの三びきの子ぶた

12月8日(土)18:30 百花プラザ多目的ホール

12月低学年鑑賞会「劇団コーロの三びきの子ぶた」を上演しました。

西大寺子ども劇場では初登場のこの作品。オモシロい、オモシロいとは聞いていましたが、上演してみて納得!子ども達がイキイキと元気になるお芝居でした。

なんといっても、オオカミさんとの「食物連鎖」についての掛け合いがオモシロい!! 

子ぶたを食べたあと、会場の冷たい視線を感じてオオカミが言います。「ペッコペコにおなかが空いているとき、テーブルの上にハンバーグがありました。あなたたち、食いますよね?」「食べな~い」と子どもたち。そして、オオカミと子どもの大爆笑の応酬がすすむのだけど・・・

これって禅問答だよ。そう考えるとケッコウ深い??? 

大阪弁に合わせた微妙なテンポの曲も、昭和感を漂わせ笑えます。

クライマックスも笑えます。

さすが劇団コーロさん、「三びきの子ぶた」をすっかり大阪色に染めました。

終演後のロビーでは、おおかみさんや子ぶたさんがお見送り。

このふれあいもお芝居の大きな魅力ですね♪

帰り道、子どもたちは「おかしいなあ?おかしいなあ?♪♪」と歌いながら帰ったとさ♥