じぷたを終えて☆

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「しょうぼうじどうしゃ じぷた」が終わって、たくさんの方から「楽しかったあ☆」と感想をもらいました。

私は、お越しいただいた皆様、劇団道化の皆様、そしてスタッフの皆様に「ありがとうございました」を……。

ステージは本当に素晴らしかったです。
子供達が肩が触れ合う距離で、お互いの笑い声や体温を感じながら。お母さん達は我が子の笑顔を見守りながら。

笑って、笑って、笑う『なにができるかな?』を観ます。
オノマトペが作り出す不思議な想像力の世界です。
次々に出てくるから、子供達は大興奮!
思い付いたままに言葉を発します。

子供達の頭の中は、フル回転しています。想像力を使いながら、必死で考えて答えを当てたいのです。
自由な発想がソコに生まれていきます。
なんだか、劇場の『心に種をまこう』の原点のような光景でした。

第二部『じぷた』が始まると、子供達は物語の世界に入ります。
じぷたを応援しながら、子供達は様々な想いを経験をします。悔しかったり、勇気を出したり。

感情を経過して、感動は生まれます。
子供達は未熟な言葉で『楽しかった・良かった』と言います。その中には、たくさんの想いが溢れています。

西大寺子ども劇場は、そんな想いに寄り添っていきたいと思います。

25周年記念公演は、たくさんの親子に笑顔を届けられました。そして、私達スタッフも団結できました。

人と人のつながり。
感動が生み出す笑顔の素晴らしさ。
改めて感じる、地域公演でした。

助けてもらうばかりで、何もできませんでしたが、本当にありがとうございました。

トリコ☆

笑顔と歓声に包まれ「じぷた」公演が終了しました<(_ _)> 

みなさん、ほんとうにありがとうございました。

3月26日(土)に開催された 劇団道化公演「しょうぼうじどうしゃじぷた」が

午前、午後2ステージともたくさんの親子を迎えて大盛況の内、無事終了いたしました。

一部「なにができるかな」2部「しょうぼうじどうしゃじぷた」とも

子どもたちのはじける笑顔と歓声で包まれました。

2011年3月11日に東日本大震災が発生し、その被害の深刻さに開催を憂慮しましたが

こんなときこそ“子どもたちが心から笑い合える場が必要”と考え、公演を実施致しました。

公演前日に手作りクッキーをみんなで焼いて「被災地を応援クッキー」を作り、

来てくれた子どもたちに配りました。そして、緊急災害募金をみなさんにお願いして

70722円をご協力いただきました。

本当にありがとうございました。

責任をもって日本赤十字社を通し被災者のみなさんに届けます。

かがやく子どもたちの笑顔を見ながら、大人は元気をだして、よりよい明日を創らなきゃ!と気持ちを強くしました。

西大寺子ども劇場設立25周年記念公演に

来ていただいたみなさん

「しょうぼうじどうしゃじぷた」を公演してくださった劇団道化さん

支えてくださったスタッフのみなさん

ほんとうにほんとうにありがとうございました。

12月鑑賞会レポート③「えいごとマイムのバラエティー」

高学年鑑賞会 12月23日(木・祝)18:30~ 百花プラザ多目的ホール

3年前「おしゃべりなパントマイム」でもお世話になったカンジヤマ・マイムさん

そのときから感じていましたけど

カンジヤマAさんは

いつ眠ってんだろ?って思うほどアクティブで

あふれる知的好奇心に向かっていつも探究を続けている博学の人

「えいごとマイムのバラエティー」公演の日も超ハードなスケジュールを

すいすいとそれでいて誠実にこなしてくれました

朝10時から「マイムワークショップ」

彼のもう一つの顔、演劇表現学の先生として親子50人に表現ワークショップを指導

参加者のひとりひとりに声をかけ丁寧に気持ちをほぐしてくださったので

子どもも大人も(テレ)を乗り越えて

おしまいには身体全体で気持ちを楽しく表現できました(^o^)

さて、「えいごとマイムのバラエティー」はというと

マイムを素材に軽快なリズムをつかったカンジヤマAさんの英語教授法はとっても楽しく新鮮でした

こんなふうに英語を教えてもらっていたら

みんな英語が好きになるんじゃないかな?少なくとも嫌いにはならないはず

会場参加のおとうさんたちも大活躍してくれて、ステージを盛り上げてくれました(アリガトウ)

カンジヤマAさんはパントマイムの達人

でも、マイム以外のところではとっても雄弁です

英語を学ぶ最も大切な意味を彼の経験からこう教えてくれました。

英語は世界の人とつながる道具 好きな何かをみつけたとき自分の世界がグーンと広がると

いま、カンジヤマAさんは「飛鳥Ⅱ」豪華客船の上でお仕事をしながら年越しをしている模様

また、楽しいお話をいつか聞かせてくださいね!

12月鑑賞会レポート②「長靴をはいたねこ」

12月19日(日)18:30~ 百花プラザ多目的ホール

低学年鑑賞会 劇団かかし座公演「長靴をはいたねこ」

光と影がおりなす芸術―影絵 

その繊細でふしぎな世界はいまもむかしも

人々の心を惹きつけて止みません。

かかし座は影絵の中でも人間の手を使った「手影絵」を得意とする劇団

そのすばらしさにいま、各メディアも大注目です

まず、手影絵のワークショップ「動物たちの大行進」ではじまります

ぞう、ゴリラ、わし、うさぎetc. 数十種類の動物の手影絵が次々に登場。

会場はどんどん変わる影の造形に歓声と感動の拍手!人間の手ってなんてすごいんだろ!

そして、お土産に「ふくろう」の手影絵を教えてもらいました

物語「長靴をはいたねこ」はあらゆる影絵手法がぎゅっと詰まった匠の舞台

淡いカラーを基調とした舞台装置 中央のスクリーンで影絵が進むのですが演じている様子も見えるという仕掛け

そして、登場人物を角度、大きさ、近景、遠景に合わせその時々に応じたパターンで表現します

たとえば主人公のねこの場合 手影絵のねこ、影絵人形のねこ、人が演じるねこ、シルエットのねこ という風に

また、パソコンで背景映像をプログラミング 

ねこが人食い鬼のお城に乗り込むシーンでは

ねこの気持ちにそって視角がどんどん変わりスリリングな臨場感を味わえました

アナログの手影絵と最先端の技術が共になって

迫力とスピード感のある影絵を実現していたのですね。

また、楽しい歌とユーモアあふれる演出も私たちを楽しませてくれました

いつごろか遊びの中で生まれた影絵―それをこれほど芸術的に創造できる

このような作品に出合うと人間の素晴らしさと可能性を実感するのでした♪