対話型アート鑑賞体験@岡山県立美術館 平子雄一展「ORIGIN」はとにかく楽しい!

親子で観るのにぴったりな展覧会

親子で観るのにぴったりな展覧会

岡山県立美術館 平子雄一展の対話型アート鑑賞ツアーに行ってきました!
2025年10月18日(土)14:00~15:00  *劇場からの参加者10名

平子雄一展「ORIGIN」は、カラフルな巨大立体作品群に思わず歓声! 絵本のふしぎワールドに迷い込んだよう。記念写真したい~と思ったら、うれしいことにすべての作品撮影OK! 平子雄一さんは岡山出身ということもあり、この展覧会への意気込みは並々ならぬものがあったそうですよ。

今回、そんな作品を(一社)「みるを楽しむアートナビ」さんの協力で、対話型アート鑑賞という方法を使いグループで観てきました。「みる かんがえる はなす きく」の4つの要素を意識しながら、同じ作品を観て、ナビゲーターさんの質問に気軽に感想を話す中、人それぞれに色んな見方があるんだとか、それを受けて自分の作品の見え方も変わってきたり。そんな対話があると、一つの作品をいくらでも見ていられます。

とにかく大きい! 椅子に座って観ることもできます。

とにかく大きい!
椅子に座って観ることもできます。

教育的効果とか、共生社会とかそんなお題目もあるけれど、その場に行って感じるエネルギーを確かに受け取りました。舞台鑑賞と同じ!ですね。親子で参加すると、家でも会話が弾むことうけあいです。そして、グッズコーナーも充実していますよ。対話型鑑賞は会期中の土曜日14:00から開催されるので、ぜひ体験してみてくださいね。

屋外展示作品の赤い屋根のおうちにも入れます。

屋外展示作品の赤い屋根のおうちにも入れます。

ピンボールゲームで遊んだり、オリジナルガチャやグッズも充実!

ピンボールゲームで遊んだり、オリジナルガチャやグッズも充実!

12月鑑賞会『繭の夢』人形劇団ココン       

奇妙・奇天烈・綺麗  25体の人形による5つの幻想譚 チラシ表  
2025年12月鑑賞会チラシ表

ココンは、フランス語で繭(まゆ)。この繭からいろんな世界を生み出します。目の前で広がるココンワールドをお楽しみ下さい。

『繭の夢』動画

2025年12月14日(日)17:00(開場16:30)上演80分              百花プラザ多目的ホール                           参加費: 一般前売り2,500円(4歳~大人)  当日 300円UP(大人のみ)        ★会員は無料(会費に含まれます)

◎チケットの予約フォームはこちら→   ★チケットのお渡しは当日受付にて                電話 086-942-1544 でも予約受け付けています

◆人形劇団ココン  主宰:山田俊彦                             斬新な美術、機構で不思議な世界に観客を誘う人形劇団ココン。ヘンテコかわいくて面白い人形劇は、言葉や年齢をこえて、だれをも楽しませてくれます。2019年に子どものための優れた作品制作や活動に対して贈られる“第1回やなせたかし文化賞”を受賞。2022年には、amazarashi“アンチノミー”のミュージックビデオ・仮想人形劇を手掛けるなど多彩に活躍しています。

チラシ裏

2025年12月鑑賞会チラシ裏上部カラー

メーキングドキュメンタリー映画『Learning to fly 』上映とアフタートークを開催

【令和7年岡山市人権啓発活動補助事業】
~ハレの輪こどもフェスティバル関連企画~多文化共生イベント「ちがいを新しい創造へ」

2025年7月13日(日)17:00-19:30
岡山芸術創造劇場ハレノワ第1練習室 参加46名

【ゲスト】
劇団プーク:伊井治彦 石田律子 小原美紗
ソフィア人形劇場:イヴァン・ライコフ、マリエタ・ペトロヴァ、ストヤン・ロヤノフ
通訳:ヨルダン・マルコフ(ミュージシャン)

1映画

 

 

 

 

 

 

 

 

『カモメに飛ぶことを教えたドラ猫の物語』の人形劇鑑賞後、メーキング映画『Learning to fly 』上映と 出演者によるアフタートークイベントも開催しました。

人形劇団プーク&ソフィア人形劇場の長年に至る縁から、両国のキャスト合同で、『カモメに飛ぶことを教えたドラ猫の物語』作り上げ上演する様子をインタビュー形式で掘り下げていきます。

チリの作家ルイス・セプルヴェダが共生と多様性をテーマに書いた『カモメに~』に、挑戦する両劇団の戸惑いと勇気は、そのまま作品のコンセプトとも通じると感じました。互いに言葉は通じなくても演出の内容は以心伝心で伝わっていることが多いといいます。

互いを尊重し、家族のように愛し、深く結ばれた信頼から、出来上がった作品が見る人の心を揺さぶらずにはおられないのは当然ともいえます。イベントには、学生さん(小学生~大学院生)、国際交流やアート関係など多彩な方々に参加していただきました。

 

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映画上映が終わると、くつろぎカフェ交流タイム。ブルガリア名物の薔薇ジャムをおなじみのブルガリアヨーグルトやクラッカーにつけていただきました。薔薇のいい香りが好評でした。会の終わりに、通訳のヨルダンさんがブルガリアの民族楽器ガドゥカを演奏してくれました。民族楽器の音色は、たちまち私たちを異国情緒あるれる雰囲気で包みました。「ふるさと」をみんなで合唱、遠いブルガリアと心がつながったようなひと時でした。

 

 

「カモメに飛ぶことを教えたドラ猫の物語」たくさんの感動をありがとう!

1752462919932-07月鑑賞会「カモメに飛ぶことを教えたドラ猫の物語」
人形劇団プーク・日本×ブルガリア・ソフィア人形劇場
2025年 7/12(土)18:00  7/13(日)14:00
岡山芸術創造劇場ハレノワ中劇場

「ハレの輪こどもフェスティバル」関連企画でもあり、会場ロビーはマスキングテープアートや猫フォトで彩られワクワクモードMAX!1000002625

 

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ホールに入れば、海の映像とカモメのオブジェと汽笛の音で一気に別世界へ。生音のクラリネットやパーカッションがあうんの呼吸で舞台と呼応していく様子も感動的。チューブの猫たちはくっついたり離れたり、カラフルで自由な動きからも目が離せません。日本語もブルガリア語も飛び交う舞台は字幕も出ますが、言葉が分からなくても十分ストーリーが理解できる舞台に仕上がっています。

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重油まみれのカモメが命がけで産み落としたタマゴ。その小さな命を託された黒猫ゾルバは、カモメのフォルトゥーナの母親代わりとなり、大佐・秘書・博士…個性あふれる仲間とともにひな鳥に“飛ぶこと”を教えるため奮闘します。飛ぶことは自由の象徴であり、乗り越えていくためには挑戦する勇気と支えあいの大切さが描かれています。

終演後はフォトセッションと濃密な交流タイム。たくさんの感動をありがとう!また、本公演に開催のために多くの協賛をいただきました。改めて厚く御礼申し上げます。

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