『美女と野獣』のテーマは『愛』。物語には様々な愛がありました。ベルとベトウ(野獣) ベルとバナール(父) べルとペペ ベルとクリスティーヌ、ジョセフィン(姉)・・・。愛情、情熱、思いやり、慈しみ、独占、エゴとか、「薔薇」に象徴される「愛」は決して心地よいものだけではないのですよ。崇高な聖歌とミュージックソーとの不安定な
調べもその本質を表現しているかようでした。そして、主人公ベルの力強い生き方には感動です。新しい世界を目指して、何事にもひるまず体当たりで人生を切り開く姿はステキ!最後のシーンは圧倒的な存在感で「風と共に去りぬ」のスカーレットオハラをイメージしたのは私だけでしょうか!東西問わず、物語のチカラはすごいですね~。たくさんの物語を知っていたら困難も乗り越えられるような気がする・・・。
人生経験豊かな大人の感想会って実はすごく面白いのです。子ども劇場で上演する作品は、子どもに向けたものであると同時に大人の鑑賞にも十分に耐えうるものだと確信しています。子どもの特徴に合わせてシンプルな言葉と手法で表現するから、時には優れた絵本のように、大人により深く語りかけるのです。良い作品は子どもは子どもの深さで、大人は大人の深さで豊かな感動をもたらします。上質な作品は年齢に下限はあっても上限はなし。
つぎはいよいよ西大寺子ども劇場設立30周年記念公演、鳥の劇場「すてきな三にんぐみ」。自信をもってオススメできます。みなさん、どうぞ観に来てくださいね!
人形劇団ひとみ座の「美女と野獣」では、「赤い薔薇」が大きな鍵を握ります。人形劇を盛り上げるために鑑賞会当番の芥子山ブロックの皆さんがロビーもバラで飾りました。素材は色々ですがとても綺麗。公演後、その前で写真撮影会となりました。
好評でした。設立30周年にふさわしい充実した鑑賞会になりました。
ペがたった一日であんなに成長したのはすごい。プチが最後にいもむしからチョウになったのもすごかった。*感動しました。何回あきないような物語でした。*とても面白かったです。ベトウが特に怖かったです。もう一度見たいです。*ベルが可愛かったし、野獣は最後にかっこよかった。ベルは家族思いなんだなあと思いました。*人形とは思えない迫力でした。*上手にできていてすごかったです。*人形の一つ一つの動きがすごかったです。
2015年12月18日(金)18:45-20:15 百花プラザ多目的ホール
趣向を凝らした演出が、1時間30分の上演時間を感じさせることなく一気に見せてしまいます。
本日12月18日(金)は人形劇団ひとみ座『美女と野獣』公演日!この作品は「薔薇」が大きなキーポイント。公演前に劇場美術部がそれぞれに薔薇をつくり、本日の会場を彩ります。クリスマスが近い冬の夜に、ハートウォーミングな奇跡の愛の物語。今夜の思い出は親子で長く語り継がれることでしょう。会場は百花プラザ多目的ホール6:45開演です。まだ、間に合いますよ、ぜひ観にお出でください♥
