わたしだってほめられたい

~じぶんをすきになる 子育てがうれしくなる ワークショップ~ 講師 手塚千砂子さん              平成23年度岡山いきいき子育て応援事業 (主催 子ども劇場岡山県センター) 

11月16日(水)百花プラザふれあいルーム 参加者 23人

講師の手塚さんはNPO法人「自己尊重プラクティス協会」の代表理事で自己尊重感、自己肯定感を育てるためのトレーナーとして全国各地で講演・講座を開催されています。

参加者は、「ワークショップで何をするのか、じぶんをほめるってどういうこと」 と不安な気持ちで会場に到着。慣れないパワーポイントなど、ばたばたと準備をし10分遅れで開会。なぜか参加者の緊張が伝わってくる。

講師の手塚さんも緊張感を察知され体ほぐしからスタート。次に、パワーポイントを使って「自分をほめよう」自立的に生きる力の源を~ を事例を交えて詳しく解説され、もう一度、目を閉じ体を動かしながら肩・腰・足・首・お腹・心臓に手を当てありがとうと感謝の気持ちを伝える。その後、自分をほめる言葉を思いつくまま書く。

不思議なことに自分をほめる言葉が浮かんで来ない人もいる。先生の話を聞きながら涙があふれてくる人もいる。温かい気持ちになった人もいる。

最新の脳科学の研究では、大脳の一部の線条体は「食欲」「性欲」「ほめ」の3つがみたされたときのみ反応することが明らかになっている。「ほめること」はまさに、食と性に並んで生命の維持、繁栄に欠かせない要素の一つと言える。

ほめ日記をつけると・自分を受け入れられるようになる・脳の「責め回路」が「ほめ回路」に変わる・自己尊重感が高くなる・心が落ち着いてくる・本来持っている良さが表面化する・子どもへの見方がしぜんに肯定的になる・ほめ言葉がしぜんに出る→子どもが変わる 子育てがらくになる               

ノートと鉛筆があるだけで今日から実践できる。

たとえば「研修を受けてすぐその気になれる自分ってステキ!」この様に文章の最後にほめ言葉を入れるだけでいいのだ。誰でもできる。実践あるのみ。皆さんも一緒にやってみましょう。1年後・2年後が楽しみです。

シカゴ子育て奮闘記

シカゴ在住の娘が第2子を出産するので3週間休みをいただいて手伝いに行ってきました。出産予定日の前日のフライトでしたが無事生まれたと連絡があってからの出発になりました。アメリカではお産後、2日で退院するので産後が大変です。早くも5日目には小児科の検診を受けるために病院に行かなければなりません。勿論、赤ちゃんはチャイルドシートに乗せ、母親本人が運転していくのです。サポートの私が運転してやりたいのは山々ですが、国際免許証は持って行ったもののこわくて乗れません。それでも母子とも元気だったので一安心です。

出産後、間もなく長女の幼稚園がスタートするのでこれまた大変なことです。朝はパパが仕事に行く途中に送って行き、帰りはパパが昼休みを2時間とって迎えに行くことで乗り切っていました。

しかし、現在通っている幼稚園に出会うまでは大変苦労したみたいです。今年の5月に帰省したとき、サムエルでお世話になり楽しい体験をいっぱいさせていただき帰国したので、現地の幼稚園に行くことを激しく拒否してイングリッシュは嫌だと泣き叫び車に乗せることもできず困り果てたそうです(虐待と間違えられ通報されそうな状態)。そんな時に、聖マタイルーテル教会日本語幼稚園の泥んこキャンプに行き、日本語で思いっきり遊ぶ体験ができたのでそのままその幼稚園に行くことにしたそうです。

そこで母親である娘が学んだことは、幼い子どもは自然に英語を受け入れバイリンガルになると思い込んでいたが、そんなことはなく知的好奇心が芽生える幼児期に母国語でしっかり自分を表現できる環境が大切であるということです。

幼稚園に行きだして思いっきり遊んでいるのか、家に帰って楽しそうな絵をいっぱい描いていました。

折角なので、その幼稚園に参観をお願いしたら30分の時間を頂き、お手玉と折り紙をして子どもたちと遊びました。その時、チーフディレクターのー八巻みのり先生とお話しをし、幼児期は想像力と生きる力を育てる、そのためにお話しと絵本、泥んこ遊び、森体験を大切にしているとのことでした。私が子ども劇場で25年間実践してきたことと共通することが多く、みのり先生にエールを送ってきました。

あっという間の3週間でしたが、娘も周りの人たちに助けていただきながら子育てをしていることが分かり安心して帰ってきました。

夏休みフリー塾スタート!

子どもたちにとっては長~い楽しい夏休み。

    

今日から夏休みフリー塾がスタートです。西大寺公民館は11講座、旭東公民館では28講座。子ども劇場や地域の大人たち、それに中学生ボランティアが小学生と一緒に体験し学ぶ場です。

今日は「勉強をしよう」「宿題をいっぱいやっつけよう会」の講座がありました。西大寺公民館では参加者36人(4人欠席)に対して西大寺中学校のボランティアが20人、子ども劇場のスタッフが6人、講師として迎えた元小学校の先生、それに公民館の職員2人が対応し約2時間びっちり勉強をしました。

中学生も最初は戸惑いながらも小学生の横に座り、温かく見守り教え方を工夫し、できた子に対してほめている姿には感心させられました。また、子どもたちの集中力にも頭が下がるおもいです。

小学生と中学生が真剣に向き合った2時間でした。中学生の皆さん、お疲れ様でした。残りの講座もよろしくお願いします。

7月25日(月)午後1時半~3時半、「戦争を知らない私たち。平和って何?」の講座が旭東公民館であります。定員に少し余裕がありますので参加希望の方は旭東公民館(電話943-1154)まで連絡ください。

よもぎ餅をつこう!

3月21日に予定していた「春を探そう、よもぎ餅」が雨のため延期になり、やっと4月10日に50人の参加で実施しました。

今回はサン基金からの助成で購入した臼と子ども用の杵が大変重宝しました。特に臼は女性2人でも持ち上がる重さなので、男性がいなくても準備ができるという手軽さでした。

もち米が蒸しあがるまでに、高学年が中心になり春を見つけに赤穂線沿いに散歩に出かけました。

いよいよ餅つきです。子ども用の杵でよいしょ!よいしょ!あっという間に餅になり、水餅にしてきな粉、納豆、大根おろしを付けて食べました。できたてのやわらかいお餅は最高です!美味しかった。

2回目はよもぎ餅です。事前に芥子山で摘んだよもぎを入れてついたら、何ともきれいな黄緑色に!つきあがったよもぎ餅を取り分けあんこを入れたらよもぎ餅の出来上がりです。自分で作ったよもぎ餅を美味しそうに食べている子どもやお土産にもって帰る子どもなど、美味しくって楽しい体験ができたのではないでしょうか。