読み聞かせの会

最近、子育て支援センターから依頼があって読み聞かせに行く機会が増えています。

11月14日は長船ちとせ保育園、12月1日はプーさん文庫の助手として邑久・福田保育園、12月8日はちとせ保育園の各支援センターに行きます。

季節に合った絵本を読みながら支援センターに来られる親子さんと触れ合う機会をつくっています。勿論、子ども劇場のごあんないは忘れません。先日行った邑久では、幼稚園でもらってくる子ども劇場のチラシをみて気になっているというお母さんに出会いました。少し劇場のことをお話し、いい感触を受けましたがどうでしょうか・・・。次の出会いが楽しみです。

カンガルーポー学習交流会

11月29日(火)10時~西大寺公民館第1講座室で藤井弥生さんを講師に迎え学習交流会を開催しました。参加者はいつもの定例会より多い15人+4人(子ども)でした。この活動はサン基金の助成をいただいています。

藤井さんは「人・ふれあい・ひろば」(発達障害相談支援の為の団体)のアドバイザーで著書には「ぼくの場所」があり児童クラブで出会った子どもたちの心の叫びが綴られています。

まず最初に「ぼくの場所」に書かれている子どもを通して教えられたことを講演形式で話していただき、その後、参加された方の困っていることに答えると言う形態をとりました。

参加された方の感想から・・・「心がほっくりした」「肩の力がスッと抜けた感覚になった」「話を聞いて楽になれた」「具体的な方法が見えてきた」など

みんな一生懸命子どもと向き合って子育てしているのでしんどいことがいっぱい。少し肩の力が抜けたらいいなあ・・・。カンガルーポーはおしゃべりの場です。子どもたちからいっぱい教えられることがあるのよね。(次回藤井さんをお迎えするのは1月31日(火)です)

断捨離を読んで

「断捨離」を読みました。

内容は「これはまた使うかも」「これは今度また着られるかも」「これはもったいないから」と言う風に考えてどんどん物が増えていきます。それは「物」が主語になっているのです。

そこで断捨離では自分にとってどうか?と問います。「今の自分にとって必要か否か」「今の自分が使うかどうか」を問いかけるのです。

夫が片付けないから、家族が・・・というのは言い訳に過ぎません。この言い訳の時間がもったいないと説きます。そして、今の自分に必要な物のみに囲まれる幸せを説いているように思えました。

特にそうだなぁと思えた部分は高価な物を頂いた時など、もったいないからと取って置くのは間違っている。高価な物高級な物を使う価値のない人間なんだと自分をおとしめていると言うくだりでした。

高級な物を使うことに慣れると自分を高めることになり、めったにないお客様用を準備する必要もなくなる。物を大事に扱い、大切にする心が生れる・・・納得。 

酒屋でもらったビールグラスをさっそく捨てました。著者お勧めの1箇所断捨離からボチボチ始めましょうか。

わたしだってほめられたい

~じぶんをすきになる 子育てがうれしくなる ワークショップ~ 講師 手塚千砂子さん              平成23年度岡山いきいき子育て応援事業 (主催 子ども劇場岡山県センター) 

11月16日(水)百花プラザふれあいルーム 参加者 23人

講師の手塚さんはNPO法人「自己尊重プラクティス協会」の代表理事で自己尊重感、自己肯定感を育てるためのトレーナーとして全国各地で講演・講座を開催されています。

参加者は、「ワークショップで何をするのか、じぶんをほめるってどういうこと」 と不安な気持ちで会場に到着。慣れないパワーポイントなど、ばたばたと準備をし10分遅れで開会。なぜか参加者の緊張が伝わってくる。

講師の手塚さんも緊張感を察知され体ほぐしからスタート。次に、パワーポイントを使って「自分をほめよう」自立的に生きる力の源を~ を事例を交えて詳しく解説され、もう一度、目を閉じ体を動かしながら肩・腰・足・首・お腹・心臓に手を当てありがとうと感謝の気持ちを伝える。その後、自分をほめる言葉を思いつくまま書く。

不思議なことに自分をほめる言葉が浮かんで来ない人もいる。先生の話を聞きながら涙があふれてくる人もいる。温かい気持ちになった人もいる。

最新の脳科学の研究では、大脳の一部の線条体は「食欲」「性欲」「ほめ」の3つがみたされたときのみ反応することが明らかになっている。「ほめること」はまさに、食と性に並んで生命の維持、繁栄に欠かせない要素の一つと言える。

ほめ日記をつけると・自分を受け入れられるようになる・脳の「責め回路」が「ほめ回路」に変わる・自己尊重感が高くなる・心が落ち着いてくる・本来持っている良さが表面化する・子どもへの見方がしぜんに肯定的になる・ほめ言葉がしぜんに出る→子どもが変わる 子育てがらくになる               

ノートと鉛筆があるだけで今日から実践できる。

たとえば「研修を受けてすぐその気になれる自分ってステキ!」この様に文章の最後にほめ言葉を入れるだけでいいのだ。誰でもできる。実践あるのみ。皆さんも一緒にやってみましょう。1年後・2年後が楽しみです。