カンガルーポー学習交流会

11月29日(火)10時~西大寺公民館第1講座室で藤井弥生さんを講師に迎え学習交流会を開催しました。参加者はいつもの定例会より多い15人+4人(子ども)でした。この活動はサン基金の助成をいただいています。

藤井さんは「人・ふれあい・ひろば」(発達障害相談支援の為の団体)のアドバイザーで著書には「ぼくの場所」があり児童クラブで出会った子どもたちの心の叫びが綴られています。

まず最初に「ぼくの場所」に書かれている子どもを通して教えられたことを講演形式で話していただき、その後、参加された方の困っていることに答えると言う形態をとりました。

参加された方の感想から・・・「心がほっくりした」「肩の力がスッと抜けた感覚になった」「話を聞いて楽になれた」「具体的な方法が見えてきた」など

みんな一生懸命子どもと向き合って子育てしているのでしんどいことがいっぱい。少し肩の力が抜けたらいいなあ・・・。カンガルーポーはおしゃべりの場です。子どもたちからいっぱい教えられることがあるのよね。(次回藤井さんをお迎えするのは1月31日(火)です)

断捨離を読んで

「断捨離」を読みました。

内容は「これはまた使うかも」「これは今度また着られるかも」「これはもったいないから」と言う風に考えてどんどん物が増えていきます。それは「物」が主語になっているのです。

そこで断捨離では自分にとってどうか?と問います。「今の自分にとって必要か否か」「今の自分が使うかどうか」を問いかけるのです。

夫が片付けないから、家族が・・・というのは言い訳に過ぎません。この言い訳の時間がもったいないと説きます。そして、今の自分に必要な物のみに囲まれる幸せを説いているように思えました。

特にそうだなぁと思えた部分は高価な物を頂いた時など、もったいないからと取って置くのは間違っている。高価な物高級な物を使う価値のない人間なんだと自分をおとしめていると言うくだりでした。

高級な物を使うことに慣れると自分を高めることになり、めったにないお客様用を準備する必要もなくなる。物を大事に扱い、大切にする心が生れる・・・納得。 

酒屋でもらったビールグラスをさっそく捨てました。著者お勧めの1箇所断捨離からボチボチ始めましょうか。

わたしだってほめられたい

~じぶんをすきになる 子育てがうれしくなる ワークショップ~ 講師 手塚千砂子さん              平成23年度岡山いきいき子育て応援事業 (主催 子ども劇場岡山県センター) 

11月16日(水)百花プラザふれあいルーム 参加者 23人

講師の手塚さんはNPO法人「自己尊重プラクティス協会」の代表理事で自己尊重感、自己肯定感を育てるためのトレーナーとして全国各地で講演・講座を開催されています。

参加者は、「ワークショップで何をするのか、じぶんをほめるってどういうこと」 と不安な気持ちで会場に到着。慣れないパワーポイントなど、ばたばたと準備をし10分遅れで開会。なぜか参加者の緊張が伝わってくる。

講師の手塚さんも緊張感を察知され体ほぐしからスタート。次に、パワーポイントを使って「自分をほめよう」自立的に生きる力の源を~ を事例を交えて詳しく解説され、もう一度、目を閉じ体を動かしながら肩・腰・足・首・お腹・心臓に手を当てありがとうと感謝の気持ちを伝える。その後、自分をほめる言葉を思いつくまま書く。

不思議なことに自分をほめる言葉が浮かんで来ない人もいる。先生の話を聞きながら涙があふれてくる人もいる。温かい気持ちになった人もいる。

最新の脳科学の研究では、大脳の一部の線条体は「食欲」「性欲」「ほめ」の3つがみたされたときのみ反応することが明らかになっている。「ほめること」はまさに、食と性に並んで生命の維持、繁栄に欠かせない要素の一つと言える。

ほめ日記をつけると・自分を受け入れられるようになる・脳の「責め回路」が「ほめ回路」に変わる・自己尊重感が高くなる・心が落ち着いてくる・本来持っている良さが表面化する・子どもへの見方がしぜんに肯定的になる・ほめ言葉がしぜんに出る→子どもが変わる 子育てがらくになる               

ノートと鉛筆があるだけで今日から実践できる。

たとえば「研修を受けてすぐその気になれる自分ってステキ!」この様に文章の最後にほめ言葉を入れるだけでいいのだ。誰でもできる。実践あるのみ。皆さんも一緒にやってみましょう。1年後・2年後が楽しみです。

ワークショップは楽し楽し!「修学旅行」を観よう

 舞台劇「修学旅行」事前交流会 2011年11月19日(土)13:30~15:30 西大寺公民館

うれしいことにたくさんの演劇部の部員さんと先生が参加してくれました。(総勢50名!)

劇団青年劇場からは「修学旅行」に出演している女優の伊藤めぐみさんと

制作の大屋寿朗さんが参加です。

子ども劇場高学年女子部が大活躍!

朝から劇の舞台になった沖縄名物サータアンタギーをせっせと作りました。

さてさて、演劇部のみなさんは伊藤めぐみさんのワークショップがお目当てです。

演劇関係ではない私たちは、「何をするのかな?」っと不安・・・

かるくストレッチの後、椅子とりゲーム??

でもイメージしているものと違う。椅子をあちこちに向ける。走るの禁止!

ゆっくり歩いて空いた席へ鬼がむかう。

この席にすわられないよう、みんなが気を利かせて座っていく。くれぐれも走るの禁止!

以外や以外、すぐに鬼に座られちゃうんです。

きっと、なんことだか伝わりませんよね。ふしぎなゲームなのです。そんなゲームを3つほど体験しました。

自分と相手、自分とみんなとの関係性、相関性を感じながら遊べるワークショップ。

これってまさに演劇の真骨頂。すごーい、奥深い、楽しくてためになった満足度100%

その後サータアンタギーを食べながら、舞台劇「修学旅行」のお話。

このお芝居の脚本は現役の高校教師(演劇部)・畑澤聖悟さん

高校演劇部のみなさんにはおなじみの作品らしい。

とにかく、面白い!「若い人たちと演劇との出会いが楽しいものであってほしい!と願って制作した」と大屋さんは語ってくれました。

出演の伊藤さんも「いままでに一番やってよかったと実感できた作品」と絶賛。

でも、今年度でこの「修学旅行」はとりあえず終わりということ。

この機会を逃したら、当分観えないよ。さあ、みんなで観にいこう。

演劇を中心にして、文化に参加している学生さんたち(劇場高学年部ももちろん含む)のパワーを

感じられて幸せになった事前交流会でした(ハッピー)***