30周年記念・鳥の劇場「すてきな三にんぐみ」公演はもうすぐ!鳥の劇場さんは西大寺公演に向けて日夜お稽古に励んでくださっているご様子。(ハナの洗濯ばさみが気にかかる~)
実はわたくしたちも秘かに頑張ってます。観光地などでよく見かける顔をだして写真を撮るアレ(すてきな三にんぐみバージョン)を作りました!当日ロビーでお目見えです。
「すてきな三にんぐみ」公演は3月13日(日)18:30開演 百花プラザ 一般2400円(4才ー大人)電話やメールで予約チケット受付中です。西大寺子ども劇場TEL086-942-1544 E-mail info@npo.sakuraweb.com
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鳥の劇場公演「すてきな三にんぐみ」もうすぐ!
鳥の劇場・中川玲奈さん交流会報告
2016年2月4日(木)10:40-12:20西大寺公民館
出来立ての鳥の劇場通信vol.12を持って西大寺に来てくださった役者の中川玲奈さん。鳥の劇場ができるまでのお話やエピソードを聞かせていただきました。
最初は中島さんとメンバー1人、地元で募集した役者さんの3人だったこと。体育館を演劇上演期間だけ劇場として借りていて、終わったら元の体育館へ戻していたこと。中島さんの説得で町や市からだんだん応援してもらえるようになったこと。スタッフもひとりひとり集まってきたこと。入団したくて、高知から鳥取まで原チャリでやってきた役者さんもいること。初年度の12月公演は、寒くてお客さんに毛布をくばったこと・・・スタイリッシュな鳥の劇場さんからは想像できない地道なエピソードの数々。
印象的だったお話は、チラシを張らせてもらったり軽トラでお芝居を観に来てくれたりする地域の人々との何気ない会話が中川さんの心を揺れ動かし、鳥取に住むことを決心されたということです。「自分はここで社会人になれると思ったから。」とおっしゃっていました。今は地域の小学校や中学校で表現ワークショップや読み聞かせなども行っているそうです。いろんな人々が交流することで、地域に多様性が息づく。なんだか、うらやましいと思いました。
鳥の劇場は今も進化を続けています。10年目を前に劇場である体育館を改修工事。その期間だからこそ、西大寺子ども劇場30周年記念公演「すてきな三にんぐみ」が実現しました。なーんと、アメリカ出身の新劇団員、コンウェイ・ミッチェルさんがどろぼうに大抜擢!西大寺公演に登場します!大いに期待が膨らみます!! 中川さんと子育てトークも盛り上がり、ホッコリした交流会はおわりました♥
鳥の劇場芸術監督・中島諒人さんから
『すてきな三にんぐみ』によせて
あなたは、「すてきな三にんぐみ」を読んだことがありますか?どこが好きですか?私は、まず、ぶきが好きです。おおまさかり、らっぱじゅう、コショウふきつけ。どれも好きです。だから、おしばいのなかのぶきも、とても大きくてりっぱなものにしました。ちなみに、私が一番気になるのは、コショウふきつけ。ボワっとぶっぱなしたら、気持ちがいいだろうなと思います。
好きなところ。ほかには、三にんとくらすことになる女の子ティファニーちゃんが、なんだか強いところ。だって、馬車をおそった三人ぐみについて行っちゃうんですから。おしばいの中では、この子を、絵本よりさらに強い女の子にしています。長くつ下のピッピみたいな感じです。
ほかにも好きなところがいっぱいあって、その気持ちを、おしばいの中につめこんでいます。どうぞ、見に来てください。みなさんの「好きだなあ」ってところが、おしばいの中ではどうなっているかを見るために。それから新しい好きなところを見つけるために。