2015年度鑑賞会企画が決定!!

DSCN0100 (640x480)10月16日(木)2015年度企画総会を終了しました。設立当初より子どもも含めてみんなで企画して、運営しています。小さな子どもたちも参加してくれて楽しい会になりました。今年はゲストに自然農を営みながらミュージシャンでもあるWacca Farmの佐々木竜也さんに来ていただきました。 有機作物ということ、循環する種の話・・当たり前に受け入れている食べ物について、自分で考えてみるきっかけをいただきました。そして、子ども劇場にピッタリの歌をプレゼントしてもらいました。

竜也さんが若いころ、作られた歌。娘さんが産まれてから自分の生き方を見つめなおしたという歌詞。そうだ、私たちは子どもからたくさんのことを教えてもらった。人とのつながりも広がって世界も広がった。子育ては先が見えない不安がつきものだけど、人間を育てるってステキだ。仲間がいれば大丈夫。

2015年度は西大寺子ども劇場設立30年周年。「子ども劇場に出会えてよかった。」と思ってもらえる鑑賞会を企画できました。みなさん、ぜひ劇場の扉を開いてくださいね。

鑑賞ライナップ:ミュージカルどんぐりと山猫(劇団わらび座)/グレゴ音楽一座/美女と野獣(人形劇団ひとみ座)/すてきな三にんぐみ(鳥の劇場)/新タップダンスコメディーショー(TAP・DO!)  作品はやむを得ず変更する場合があります。

 

 

「親子がそろって生き延びるための防災講座」報告

DSCN0070 (640x480)2014年10月16日(火)瀬戸内市中央公民館 参加者22名

この防災講座は、「つむぐる」さんとの共同企画でした。「つむぐる」さんは、東日本大震災以降、親子で岡山県へ避難、移住して来られたお母さんたちが中心になって活動をされています。

この日の講師はフリージャーナリスト守田敏也さん。講座は宮城県南三陸町で被災された渡邊由紀子さんの体験談から始まりました。日常から一転、被災者になるリアルが映像とともに語られ、胸がしめつけられる思いでした。そして、「運よく親子が助かったのは、津波の被害にあった先人の教えを守り繋いできた町だからと思う。」とおっしゃっていました。

そのあとにつづく守田さんの防災講座は、あらゆる災害を視野に入れた中身の濃いお話でした。特に記憶に残ったことは3つ。正常性バイアス・同調性バイアス・率先避難者たれ!ということ。

正常性バイアス=避難すべきことを認めず事態は正常だと考えること。たとえば、火災報知機がなった時、確かめもせず「誤報でしょ」という人が現れる。そして、同調性バイアス=すると「この前も、こんなことあった。」という人が出てくる。とっさのときに周りの行動に自分を合わせてしまうこと。これが避難を遅らせます。このロックを解くのが「さあ、逃げよう!」という率先避難者。周りの人の避難も誘導します。

これには、参加者一同深く納得。盛り上がって2時間もオーバーした防災講座。移住者の方々と交流してみると、災害の少ない町・岡山に暮らす私たちがいかに防災意識が低いかということに気づかされます。大いに触発されたので、また防災講座を開催しようと思います。防災にむけての積み重ねが「親子がそろって生き延びること」へつながるのですから。

 

探検・発見!子どもシネマち歩き

2014年9月27日(土)アートプログラム「古いモノが新しい 西大寺子どもシネマち歩き」を開催しました。参加者は親子20人。探検隊長は阿部泰之先生です。

まず、公民館で映画のシーンを見ながら、建物や町並みなど歴史のツボをおさえます。それから、秋晴れの西大寺五福通りに繰り出しました。発見メモとデジカメをもって、面白いと感じたらパチリ★パチリ★ あるあるオモシロいものー右から左に書いてある文字、大きな石版に彫ってある屋号、面白い模様のタイル、西洋風装飾、大きな榎木・・・・

この町の特徴はなんと言っても『看板建築』。見て下さい、建物の正面がハイカラな西洋風なつくりになっています。でも後ろは昔の日本家屋。昭和初期に商店が取り入れた建築方式なんだそう。だから、映画『魔女の宅急便』のような異国風な町のロケもバッチリできるというわけだ。ナルホドナルホド・・・

そして、住民の方のご協力で貴重なものも見せていただきました。昔の薬看板、滑車で引き上げる木戸、観音院会陽の宝木。子どもも大人も興味深々、知的好奇心全開です。

子どもカメラマンたち、イキイキと写真を撮り続けていました。そのあと公民館へ帰り、『これは!』という1枚を選んでプリントアウト。五福通りの地図に張り付けました。10月10日に西大寺公民館で開催されるESDのためのCLC国際会議分科会場に展示されます。楽しかった子どもシネマち歩き。阿部先生、ありがとうございました。

次回は10月26日(日)10時~12時西大寺公民館『音で遊ぼう 発見タイケン科学のふしぎ!』参加希望は文化☆体験ネット西大寺子ども劇場まで 086-942-1544

 

 

9月鑑賞会ほうこく♪

9月21日(日)に劇団仲間公演「ぼくはアフリカにすむキリンといいます。」が無事終了。子ども劇場では、チケットもぎりや案内係など公演を支えるお仕事を、当番の子どもたちと大人が一緒に行っています。

公演前に劇団さんに食べていただく小夜食。メニューは炊き込みご飯、鶏の唐揚げ、サンマの煮付け、レンコンサラダ、レンコンの煮付けです。どれも美味しそう!小さい子どもを抱えて仕事をしているママ達が準備してくれました。

さてさて公演は、まだ見ぬ相手を想像しながらお手紙のやりとりが愉快で可愛いお話で、子どもも大人も暖かい気持ちになりました。なんと今回の例会が、「ぼくはアフリカにすむキリンといいます。」班公演の100回目だそうです。ラッキー!おめでうございます\(^o^)/

そして、こんなうれしい感想を9歳の女の子からもらいました(*^_^*)

~これを読んだあなたへ~ こんにちは!わたしは日本に住む人間の女の子です。わたしは手紙を読んだり、書いたりするのが大すきです。子ども劇場に行けてわたしはとてもうれしいです。~人間の女の子より~