3人の役者さんが登場すると舞台がパッと華やかに
初めは「なにができるかな?」
♪なにができるかな なにが なにが できるかな♪
の歌に合わせ生活の中で何気なく使っているものが あっという間に大変身!動物や虫、魚になって、動き出します。
そして始まる小さな物語の数々、歌とオノマトペですすみます。だから、だれだって楽しめるんだなあ。
そして道化さん、子どもたちの笑いのツボを押さえてきますよ。
子どもたちは舞台に夢中、笑い声で包まれます。
すっかり会場が温まり、小技のきいた幕間の出し物(これ必見です!)のあと
おまちかね「しょうぼうじどうしゃ じぷた」
ピーポーピーポー、パラリラパラリラ♪ ピーポーピーポー、パラリラパラリラ♪
楽しい歌ではじまり、ワクワク感アップ。
のっぽくん ぱんぷくん いちもくさん そして じぷた
人形と役者さんがひとつになって、それぞれのキャラクターがパワーをもち、全体を盛り上げます。
子どもたちは 小さくても役に立ちたいと願う「じぷた」にぴったりと寄り添っている様子。
真剣なまなざしが舞台に釘付けです。
山火事を消すためにがんばる じぷた に声援が飛び、拍手がおこります。
子どもたちの純真な心に大人はウルウル(涙)
今回、ご一緒した方のお孫さんのカンナ君、もう何回も観たというのに今回も大きな目をキラキラさせながら一生懸命観ていました。
じぷたが大活躍するとうれしそう、そしてちょっと照れたようにニコッて笑うのです。
本当に子どもたちに愛されているんだあと感じました。
絵本の最後に子どもたちがじぷたを自慢してこう言います。
「やあ、じぷたがいるぞ!ちびっこでも、すごく せいのうが いいんだぞ!」
お芝居を観た子どもたちの姿が絵本の子どもたちと重なって見えました。
10年ぶりにお芝居を観て、感動を実感しました(ウスラぼんやりでなく)
絵本同様、しっかりと子どもの視点に根ざした作品。そのうえ、とっても面白い!!
楽しいお芝居を観て幸せそうな親子づれ。
3月は岡山でそんな光景にきっとたくさん出会えるはず!
感動、満足、満腹の下見ツアーでした。