「勉強をしよう・夏・瀬戸内市」終了

IMG_4645 2016年7月20日(水)14:00-15:30 瀬戸内市協働提案事業 宿題の部 瀬戸内市民図書館 参加小学生29名 ボランティア邑久高校生20名 習字の部 瀬戸内市中央公民館 参加小学生16名 邑久高校アート書道部 4名

【宿題の部】小学生が夏休みに入った初日、邑久高校生のボランティアさんによる学習支援「夏休みの宿題をやっつけよう!」を行いました。小学1年~6年生までどの子も昨日もらった宿題を携えてやってきました。2人にひとり高校生がついてくれます。1時間30分ノンストップ。最初のあいさつできっぱりといいます。「答えを教えては無し。高校生からヒントをもらうの。一緒に考えるのよ。」

IMG_4644図書館が用意してくださった辞典をみながら、高校生と和気あいあいで勉強に取り組む小学生たち。いい風景です。途中で半べそな1年生もいましたがなんとか最後までやり終えました。感想には「宿題がおわってよかった。」「家でやるよりたくさんやれた」「高校生のおねえさんに教えてもらって楽しかった」「教え方がよくて、わからないところがわかった」「宿題の会に来てよかった。また参加したい」など好評でした。

【習字の部】こちらは邑久高校アート書道部員さんが小学生たちを手伝ってくれました。最初はぎこちなかった両者。そのうちに小学生たちは上手に書きたくなってきて、手を挙げてお姉さんたちを呼んで積極的に教えてもらっていました。高校生たちもぐんぐん上手になる子どもたちに驚いている様子でした。

高校生の感想です。ーすごく楽しかったし、勉強をちゃんと教えられて良かったと思います。参加するまでは、ちゃんと自分が教えてあげられるかすごく心配でしたが、出来て良かったです。それに、勉強会が終わったあとに「楽しかった」とか「わかった」とか言ってくれたのですごく満足です。ー

小学生と高校生が仲良く学習しているのを見るだけで幸せな気持ちになります。これから始まる夏休みをおおいに楽しんでくださいね!

ー教えて介護制度ー報告

IMG_21992016年6月24日19:00-20:30 中野けんせいえん地域交流スペース 参加者20名

今、子育てと親の介護が同時に来る「ダブルケア」世帯が増えているそうです。御多分に漏れず劇場ママさんからの発信で、健生園在宅介護支援センターの浅間仁司さんを講師に介護制度についての学習会を開催しました。
フリップを見せながらユーモアたっぷりのお話は面白く、それでいてとても為になりました。
印象に残ったポイントは2つ。①日本の介護制度は「申請主義」だから自分から申し出ないと支援は受けられないということ。②介護サービスを利用する時は、まずは地域包括支援センターに相談すること。

知っておくって大切。暮らしのために必要な制度です。有効かつ理性的に活用しながらずっーーと維持していかなきゃね!

かかし座影絵ワークショップ報告♪

IMG_2111IMG_2112光と物との関係で生まれる影。劇団かかし座の手にかかれば、白と黒のイメージを超えた豊かな色彩世界が広がります。始めは手がげえを教えてもらいました。恐竜の影も横から見るとこんな感じ。はて、何をしているのか?光源+人+スクリーン=恐竜!動くとさらに感動です。次は「長靴をはいたねこ」の人形も動かしてみる。けっこう重くて、ねこがヘッピリ歩きに!笑いと拍手が起こりました。影絵人形作りでは、どの子も個性的な人形に挑戦していました。地下鉄、にんじんを持つうさぎ、ロボット、魚、ハリネズミ、ペンギン、お姫様・・・。子どもの作品づくりにおもわず夢中になるママも。子どもたちは出来上った人形を光源に近づけたり離したりしながらスクリーンに映し、影の変化を楽しみました。「おおきなかぶ」の劇あそびもできて大満
足のワIMG_2115ークショップでした。5月28日(土)子ども27名参加

7月は劇団かかし座「魔法使いのおとぎばなし」公演。匠の技を楽しみにしていてね!

岡山・現代アート・花房報告

IMG_20142016年4月15日(金)西大寺公民館

みんなの劇場・おかやま 大人企画第1弾現代アート入門トークイベント「岡山・現代アート・花房」終了。

現代アート入門は若干32才の花房太一氏の人生とパラレルさせるアプローチで始まりましたが、だんだん専門的になってきて、IMG_2015カントの感性・悟性とかミュージアムの語源は墓場であるとか、はっきり覚えてないけどエトセトラ。

現代アートの先駆けはマルセル・デュシャンの「泉」、便器にサインして美術館に展示したこの作品は権威づけられたそれまでのアート自体を批判的したものであったということ。本来アートとは向かい合う人(個人)との関係によって見られるものであり、人は作品を見て感じたことを繰り返し思考する。

20140407221831次に具体的な作品を見て参加者が感想を言ってみる。見たもののままを表現するほうが良いらしい。安易に何々のようだとまとめてしまうとそのイメージにとらわれてしまうから。だから水玉というより「黄色いツブツブである。」と言おう。「ぐちゃぐちゃって感じ」「絵具をたたきつけて書いているのかな?」とか。感じたことを作品に問いかけ、作品をよく見ながら考察する。その繰り返しからいろんな答えを発見していく面白さ。それが現代アートの醍醐味なのか⁈ 最後のスライドには

ー白い絵をみたら、「白い」と言えー これだけは覚えておこう!

チラシにネガティヴな響きで書いた「見て感じてくれればいい」という言葉が、なるほど「現代アートは見て感じればいい」とポジティブに変わるおもしろさ。急ごしらえで頭いっぱいに詰め込んだので、間違いがあったら直してください、花房先生。秋にはチャーミングな先生と作品を観にいく「現代アートピクニック」を計画しようかな?子どもが入ればもっと面白くなる予感がします。

付記:講座のあと現代アートに関連する記事を読んでたら、「近年「現代美術」への疑いが強くなっている」とか!アートへの思考はまだまだ終わらない。脳内持久走、現代アート、面白いぞ!!