アートプログラム「子どもアートの旅」報告

15230615_1136732839767225_8370074861053102356_n  「自分で考え、表現する力」をテーマに西大寺公民館とみんなの劇場とでアートプログラムを企画しています。毎回、いろんな切り口で個性的な講師が子どもたちの可能性を引き出すこの講座。今年で4年目をむかえます。
今回はその中でもピカ1なオーラを放つアートデレクター花房太一さんにナビゲートをお願いして、子どもたちと現代アートの大展覧会岡山芸術交流2016に行ってきました。
題して
【子どもアートの旅】
寒い寒い朝、集合はライアン・ガンダーの作品前でした。アスファルトを砕きながらそこに着地したかのような巨大な銀色物体は、これからはじまる不思議な旅を予感させます。

先生「これ何に見える?」
子ども「UFO」「人間?」
先生は 「周りをぐるっと回ってみてごらん」

子どもたちは好奇心いっぱいに眺めます。現代アートは体験するアート。額縁に入った絵とは違います。だからはじめに鑑賞方法を伝えました。

「なんで芸術作品は大切にしなきゃいけないなかわかる?モナリザは500年以上前の作品です。それを現代の私たちは見せてもらっている。この作品たちも500年後の人々に見てもらうためにある。壊すとどうにも責任がとれないんだ。だから、大切にみなくちゃいけないんだよ。」

真剣に話を聞く子どもたち。こうして、花房先生と子どもたちとの旅ははじまりました(^。^)

花房先生からの問いに子どもたちは一生懸命答えます。そのようすは真剣ながら笑いをさそい、和やかな雰囲気で包まれました。作品を見ながらまたまた先生は言いました。

「よし、今日のテーマは(比べる)に決めました。何がちがうか考えてみよう!」いろんな対比を探します。そうしているうちに、不思議なことを発見しました。作品を見て体験している自分が、誰かに見られている作品の一部になっている‼︎

大人の私は考えてハッとする。もしかして私は自分を生きているのか?誰かに作られてるんじゃない?あー深い深すぎる。

今回、花房先生が作って下さったまとめシートが秀逸です。そして、子どものクリエイティブな感想が秀逸。画像をご覧ください。

とてもとても面白かった。現代アート×花房太一氏×子どもは最高の響きあいでした。
花房太一先生、岡山芸術交流2016の関係者のみなさま、ありがとうございました。

芸術の秋 子どもアートの旅

microsoft-word-%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%83%88%e3%81%ae%e6%97%85%e7%94%bb%e5%83%8f西大寺公民館とコラボして『チルドレン・ミート・アーツ 子どもアートの旅』を企画しています。これは今、岡山市で開催中の「岡山芸術交流/アートサミット2016」に子どもたちと一緒に参加してみようというもの。この旅をナビゲートしてくれるのはアートデレクターの花房太一さんです。子どもたちと現代アートがどんな相乗効果を生み出すのか⁉とっても楽しみです。もう少し定員に余裕があります。お申し込みはお早めに!
とき:2016年11月23日(祝・水)10時~12時
場所:ライアン・ガンダー作品前(県立美術館近く)
9時45分集合・雨天は天神山文化プラザ
対象:小学生・中学生親子
(小学4年生以上は子どもだけでも参加できます。
参加費:1人200円
大人は展覧会参加チケットが必要です。 各自ご購入ください。
定員 30人程度(要申込み)

〇まずはお電話かメールで参加希望をお伝えください。
*NPO法人みんなの劇場おかやま
TEL086-942-1544 E-mail:info@npo.sakuraweb.com
*岡山市立西大寺公民館 TEL:086-942-6252

秋の恒例行事 収穫祭&デイキャンプ

2016年11月3日(祝)9:30-13:00 劇場事務局裏の空き地 参加者50名

img_2971-211月3日はこちらの事務局に引っ越してきて、ちょうど9年目の日でした。急な立ち退きから家賃の安い物件を探し、やっと見つけたこの昭和の二軒長屋。西大寺駅裏で表通りからは全然見えない、田んぼや畑に囲まれた隠れスポット。赤穂線の電車が目の前をガタンゴトンと通り、駅ホームのアナウンスが聞こえる。用水があり、前の道は激狭こわい。こんなところ、人が来るのかな?

img_2952でも、開けてみれば子どもの楽園でした。空き地は虫の宝庫、用水の水は綺麗で川エビなどの魚がいっぱい、そのうえ電車は見放題、道が狭いおかげで車はめったに通らない。収穫祭&デイキャンプは秋の恒例行事になりました。サツマイモやピーナッツ、バジルを植え、秋に収穫します。大家さんやまわりのおじちゃんたちからお裾分けの収穫物もやってきて、それをみんなで料理します。豊かな自然と仲間があれば、そこは冒険遊び場です。子どもといっしょに大人も遊ぶ。そのあと、できた料理をおなか一杯食べました。この日はお天気にも恵まれて、それはそれは楽しい半日でしたよ。来年はキミも遊びに来ない!?(写真・仕掛けをつくって魚をとりました。)

【森の学校 アサギマダラのマーキング】

img_28502016年10月16日(日)10:00-12:00

邑久自然教育の森キャンプ場に子ども21人、大人も合わせて40人が集まりました。はじめに、ナビゲーターの小林さんから蝶アサギマダラについて教えてもらいました。

アサギマダラは旅する蝶、ツバメのように『渡り』をします。去年、邑久でマーキングした蝶が台湾で見つかったとか。5日で1700キロを飛んだという報告もあります。
アサギマダラは、あまり羽ばたきをせず風に乗ってヒーラヒラと優雅に飛びます。どこにそんな力を秘めているのか?なぜ『渡り』をするのか?
img_2829謎にみちた蝶に、自然のロマンを感じながら私たちは通称ダンガメ山に向かいました。

さて、ダンガメ山への山歩き。45分ほどかかります。チラシの書き方も甘かったせいで「聞いてないよー」という心の声(特に大人)を感じながら、虫取り網を杖代わりにひたすら山を登りました。はじめは、足取りも重かったのですが、道すがら森の中で出会う自然ーどんぐり、アケビ、松ぼっくり、ツルリンドウ、つわぶき、山桜の木、イノシシのマーキングetc, に、子どもたちは目を輝かせ、大人たちは心癒されていきました。

やっと着いたダンガメ山の頂上。ここに植えられている、フジバカマという花がアサギマダラの好物。img_2832さっそく男子が、一匹捕獲、マーキングをしました。これで勢いづいた男子たちが網を持って、フジバカマの花畑に陣取ったので、賢い蝶はなかなか近づいてこなくなりました。お菓子をたべたり、ほかの虫をつかまえたり、景色をながめたり、植物観察したりして、しこたま遊びました。もう下山の時間です。終わりに写真を撮ろう!集まって、集まって、集合写真を一枚パチリ!

て、やってたら、あっ、つかまえた!
やっぱり、かしこい蝶々です、みんながいなくなったその隙に、蜜を吸いにきたのでしょう。
でも、もっとかしこいパパにゲットされてマーキング。おしまいは、下山途中、珍しいメスの蝶にマーキングしました。今回、3匹のマーキングに成功しま

した!!
あー、この蝶々たちはどこまで飛んでいけるかな。自然界は厳しくて、鳥や虫に淘汰されるものもたくさんいるのです。遠く旅してくれることを祈ります。

そうこうするうちに、スタート地点にもどってきました。子どもたちと大きな声で小林さんにお礼を言って解散しました。でも名残惜しい子どもたちはキャンプ場にのこり森の収穫物、くり、どんぐり、かまきり、コウロギ…を虫かごに詰め込んでおりました。

この事業は瀬戸内市&みんなの劇場&おくのほそ道アルプスの会のコラボです。自然ゆたかな瀬戸内市で育っても、丸ごとの森体験はなかなかできないもの。子どもたちが里山の面白さを知って、また次代の子どもたちにつないでいけるように大人も頑張りますよ。

ご協力をいただいた、小林さんをはじめ、おくのほそ道アルプスの会のみなさま、参加してくださった子どもたち、大人の方々、スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。

次の自然体験は
来年1月、スローライフ体験を計画しています。お楽しみに(๑・̑◡・̑๑)