秋の恒例行事 収穫祭&デイキャンプ

2016年11月3日(祝)9:30-13:00 劇場事務局裏の空き地 参加者50名

img_2971-211月3日はこちらの事務局に引っ越してきて、ちょうど9年目の日でした。急な立ち退きから家賃の安い物件を探し、やっと見つけたこの昭和の二軒長屋。西大寺駅裏で表通りからは全然見えない、田んぼや畑に囲まれた隠れスポット。赤穂線の電車が目の前をガタンゴトンと通り、駅ホームのアナウンスが聞こえる。用水があり、前の道は激狭こわい。こんなところ、人が来るのかな?

img_2952でも、開けてみれば子どもの楽園でした。空き地は虫の宝庫、用水の水は綺麗で川エビなどの魚がいっぱい、そのうえ電車は見放題、道が狭いおかげで車はめったに通らない。収穫祭&デイキャンプは秋の恒例行事になりました。サツマイモやピーナッツ、バジルを植え、秋に収穫します。大家さんやまわりのおじちゃんたちからお裾分けの収穫物もやってきて、それをみんなで料理します。豊かな自然と仲間があれば、そこは冒険遊び場です。子どもといっしょに大人も遊ぶ。そのあと、できた料理をおなか一杯食べました。この日はお天気にも恵まれて、それはそれは楽しい半日でしたよ。来年はキミも遊びに来ない!?(写真・仕掛けをつくって魚をとりました。)

【森の学校 アサギマダラのマーキング】

img_28502016年10月16日(日)10:00-12:00

邑久自然教育の森キャンプ場に子ども21人、大人も合わせて40人が集まりました。はじめに、ナビゲーターの小林さんから蝶アサギマダラについて教えてもらいました。

アサギマダラは旅する蝶、ツバメのように『渡り』をします。去年、邑久でマーキングした蝶が台湾で見つかったとか。5日で1700キロを飛んだという報告もあります。
アサギマダラは、あまり羽ばたきをせず風に乗ってヒーラヒラと優雅に飛びます。どこにそんな力を秘めているのか?なぜ『渡り』をするのか?
img_2829謎にみちた蝶に、自然のロマンを感じながら私たちは通称ダンガメ山に向かいました。

さて、ダンガメ山への山歩き。45分ほどかかります。チラシの書き方も甘かったせいで「聞いてないよー」という心の声(特に大人)を感じながら、虫取り網を杖代わりにひたすら山を登りました。はじめは、足取りも重かったのですが、道すがら森の中で出会う自然ーどんぐり、アケビ、松ぼっくり、ツルリンドウ、つわぶき、山桜の木、イノシシのマーキングetc, に、子どもたちは目を輝かせ、大人たちは心癒されていきました。

やっと着いたダンガメ山の頂上。ここに植えられている、フジバカマという花がアサギマダラの好物。img_2832さっそく男子が、一匹捕獲、マーキングをしました。これで勢いづいた男子たちが網を持って、フジバカマの花畑に陣取ったので、賢い蝶はなかなか近づいてこなくなりました。お菓子をたべたり、ほかの虫をつかまえたり、景色をながめたり、植物観察したりして、しこたま遊びました。もう下山の時間です。終わりに写真を撮ろう!集まって、集まって、集合写真を一枚パチリ!

て、やってたら、あっ、つかまえた!
やっぱり、かしこい蝶々です、みんながいなくなったその隙に、蜜を吸いにきたのでしょう。
でも、もっとかしこいパパにゲットされてマーキング。おしまいは、下山途中、珍しいメスの蝶にマーキングしました。今回、3匹のマーキングに成功しま

した!!
あー、この蝶々たちはどこまで飛んでいけるかな。自然界は厳しくて、鳥や虫に淘汰されるものもたくさんいるのです。遠く旅してくれることを祈ります。

そうこうするうちに、スタート地点にもどってきました。子どもたちと大きな声で小林さんにお礼を言って解散しました。でも名残惜しい子どもたちはキャンプ場にのこり森の収穫物、くり、どんぐり、かまきり、コウロギ…を虫かごに詰め込んでおりました。

この事業は瀬戸内市&みんなの劇場&おくのほそ道アルプスの会のコラボです。自然ゆたかな瀬戸内市で育っても、丸ごとの森体験はなかなかできないもの。子どもたちが里山の面白さを知って、また次代の子どもたちにつないでいけるように大人も頑張りますよ。

ご協力をいただいた、小林さんをはじめ、おくのほそ道アルプスの会のみなさま、参加してくださった子どもたち、大人の方々、スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。

次の自然体験は
来年1月、スローライフ体験を計画しています。お楽しみに(๑・̑◡・̑๑)

子どもふろしき市は楽し!

%e5%ad%90%e3%81%a9%e3%82%82%e3%81%b5%e3%82%8d%e3%81%97%e3%81%8d%e5%b8%822 9月24日は百花プラザで子どもふろしき市を開催しました。お店の数は44店舗。1週間で定員一杯になるという人気です。
久しぶりの晴天でたくさんのお客様 にきていただき、大盛況。どの子も工夫を凝らしたディスプレイでお店を演出していましたよ。男の子に人気のお店や女の子に人気のお店etc, 手作りガチャポン作った子もいて、すごーい、オモシローい❗️これにはアイデア賞あげたいです
リサイクルというのもいい感じだし、来年もきっとやりましょう。

ご来場くださったみなさん
%e5%ad%90%e3%81%a9%e3%82%82%e3%81%b5%e3%82%8d%e3%81%97%e3%81%8d%e5%b8%82%ef%bc%91子ども店長のみなさん
見守ってくださった大人のみなさん
お疲れさまでした。ありがとうございました(-_^)

「勉強をしよう・夏・瀬戸内市」終了

IMG_4645 2016年7月20日(水)14:00-15:30 瀬戸内市協働提案事業 宿題の部 瀬戸内市民図書館 参加小学生29名 ボランティア邑久高校生20名 習字の部 瀬戸内市中央公民館 参加小学生16名 邑久高校アート書道部 4名

【宿題の部】小学生が夏休みに入った初日、邑久高校生のボランティアさんによる学習支援「夏休みの宿題をやっつけよう!」を行いました。小学1年~6年生までどの子も昨日もらった宿題を携えてやってきました。2人にひとり高校生がついてくれます。1時間30分ノンストップ。最初のあいさつできっぱりといいます。「答えを教えては無し。高校生からヒントをもらうの。一緒に考えるのよ。」

IMG_4644図書館が用意してくださった辞典をみながら、高校生と和気あいあいで勉強に取り組む小学生たち。いい風景です。途中で半べそな1年生もいましたがなんとか最後までやり終えました。感想には「宿題がおわってよかった。」「家でやるよりたくさんやれた」「高校生のおねえさんに教えてもらって楽しかった」「教え方がよくて、わからないところがわかった」「宿題の会に来てよかった。また参加したい」など好評でした。

【習字の部】こちらは邑久高校アート書道部員さんが小学生たちを手伝ってくれました。最初はぎこちなかった両者。そのうちに小学生たちは上手に書きたくなってきて、手を挙げてお姉さんたちを呼んで積極的に教えてもらっていました。高校生たちもぐんぐん上手になる子どもたちに驚いている様子でした。

高校生の感想です。ーすごく楽しかったし、勉強をちゃんと教えられて良かったと思います。参加するまでは、ちゃんと自分が教えてあげられるかすごく心配でしたが、出来て良かったです。それに、勉強会が終わったあとに「楽しかった」とか「わかった」とか言ってくれたのですごく満足です。ー

小学生と高校生が仲良く学習しているのを見るだけで幸せな気持ちになります。これから始まる夏休みをおおいに楽しんでくださいね!