げきじょう収穫祭DAYキャンプ報告

namazu2015年11月1日(日)9:30-13:00 西大寺子ども劇場事務局裏空地

周りが自然に囲まていていて、魚取りにちょうどいい用水があり、近所の人も温かい、おまけに道がとっても細いので車もめった通らない-そんな子どもにピッタリの素晴らしい環境に西大寺子ども劇場事務局はあります。

今年も春に植えたさつまいも、ピーナッツが実りました。収穫を祝って毎年DAYキャンプを開催します。いつも人気のこの企画、今回も50人をこえる参加者で行いました。おかげさまでお天気に恵まれ思いっきり食べて遊びました。網をもった男の子たちは用水の淵を走りながら魚取りに夢中です。畑にいたおじさんが網を貸してごらんと言って、なんとナマズを捕ってくれたので子どもたちは大喜び。

食事ピーナッツは不思議な形で実をつける植物、子どもたちは驚きをもって収穫を楽しみます。最後のバジルもなんとかとってジェノベーゼソースに。お芋は焼き芋、蒸し芋に。飯盒で炊いたご飯は焼き鳥丼、あと豚汁と焼いたマシュマロとチョコをはさんだクラッカーのお菓子のシモレーツ。

お腹いっぱいたべて、思いっきりあそびました。おとうさん、おかあさん、子どももみんな大活躍の一日でした。さあ、来年は何を植えようかな?

 

 

実況インスタレーション報告

新聞紙や紙テープでお部屋を自由にアートしよう!ミチコさんの実況インスタレーション

2015年10月24日(土)10:00-12:00西大寺公民館 親子21組参加

インスタ集合アートでひろがる・アートでつながるをテーマに自分で考えて行動するチカラを育てる青少年アートプログラムを西大寺公民館と協働で行っています。はじめて4年目のこのプログラム。美術だけでなく町探検、科学講座などユニークな講師をお迎えして行ってきました。

インスタ1さて、今回はインスタレーションに挑戦です。最近、ちょいちょい耳にするインスタレーション (Installation art) という言葉。意味は現代美術の表現手法の一つで、室内や屋外などを作家の意向に沿って空間を構成し変化・異化させ、場所や空間全体を作品として体験してもらう芸術だそうです。だから参加する子どもも大人もスタッフもみーんながアーティストです。

東京の芸術大学を卒業されてキッズアート指導経験もある講師のミチコさん。のんびり、やわらかなお人柄でスタッフをナビゲートしてくれます。参加者が集まる前にお部屋の天井近くからタコ糸を縦横に結び、アトランダムに糸をタラーンとたらします。そこまでで準備はおわり。   さあ、参加者が集まってきたら、一枚一枚新聞紙を外すお仕事をしてね。これなら小さな子どもも無理なく参加でき、そして待ち時間が楽しめます。いよいよはじまり。ミチコさんがこう言いました。「新聞を両手でもって広げてー。力を入れてビリッ。上手く破れたかな?タテは破りやすいけど横は難しいよ。」

IMG_0463これだけ言うと、子どもたちが次々と想像を広げました。自発的にアート作業をドンドンすすめ、結局1時30分ぶっ通し。公民館のお部屋がインスタレーション作品に変わりました。ひとりひとりの個性が炸裂しながら、共鳴していくのはオモシロかった!

ミチコさんは子どもの様子をみながら、新しい材料を提供していきます。ますます広がる世界。いい作品ができて達成感たっぷりのアーティストたち。ミチコさんは子どもの可能性を引き出す「凄腕」先生でした。

 

芋掘り隊、31人集まる!

10月17日(土)10時から事務局の畑でサツマイモの収穫をしました。参加者は31名。

CIMG1778今年は植えた時期に雨がよく降り、殆ど水撒きもせず草取りを3回ぐらいしただけで収穫することができました。しかし、今年は少し小振りですが、幼児もお父さんお母さんに助けてもらいスコップを使いながら、よっこらしょと掘り起こしていました。ミミズやダンゴ虫とも仲良し、あちこちでにぎやかな歓声が聞こえてきました。中には悲鳴と思われる声も!

同時に植えたピーナッツはまだまだ小さいので、11月1日のディキャンプまで待つことにしました。土の中に埋まっているピーナッツを見て感動する親子、イモをどのように植えてどのように大きくなるのか初めて知ったというお母さんもおられ、こちらがビックリです。

自然体験の一歩としてのアグリカルチャー。楽しい秋の一日となりました。

子育てお助け講座ー感覚統合のお話とWS

赤い羽根まちづくり福祉活動助成 カンガルーポー学習会 2015年10月3日(土)            10:30~11:30 西大寺ふれあいセンター研修室 参加者 親子17組 一般25名

CIMG1726柿崎次子先生の『音楽と感覚統合のお話と親子ワークショップ』。今回は西大寺ふれあい児童館と共催で行いました。

『感覚統合』-ちょっと聞きなれない言葉ですが、あらゆる感覚情報が一つにまとまって整理されることを言います。たとえば箸を持ったり、ボタンをはめたり、ズボンをはいたりetc.生活のすべての場面で必要な感覚統合。人間の感覚は人それぞれみんな違っているのだから、その苦手なところを音楽や楽器を身体遊びにミックスさせてより効果的に楽CIMG1731しく、発達を促していくというものです。子どもが乳幼児の頃に知っているとすごく役立つ知識です。

前半は講義、後半はワークショップ(実践)という内容にしました。これは先生からの強い要望で、少しでも理論がわかると後半の親子遊びの意味がわかってくるそうです。親子ワークショップでは、いろんな楽器や感覚を刺激する道具を使って楽しく遊びました。その一つ一つに育てる力が違うんですね。理論がわかれば日常の生活でも工夫できる!また企画してほしいと要望もあり、まさに子育てお助け講座になりました。