トリコが聞いた、とある会員さんの「地獄八景亡者戯」の感想。
公演中にも、お子さんは「楽しい!面白い!」と言っていたそうです。
その子が寝る時に「お母さん、連れていってくれて、ありがとう」と言ったそうです。
四歳の男の子。
この言葉が教えてくれました。今回の公演が大成功だと!
この公演で、トリコ一家は搬入から初参加!

トラックにいっぱいの荷物をステージに運びます。スゴイ量に驚きながら運びました。
そして組み上げられたステージ!
食べていただく小夜食!
始まったステージは、見るというより魅入るでした。
じんたろう君の気持ち、おじいさんの気持ち。強がる姿の裏に隠された心。
古道具達も人間と同じように、強がりを言ったり、でも人情味あふれていて。
人間の弱さ、脆さ。
そして誰かを思う強さと団結力。
迫力満点の人形達に、大きな大きな閻魔様。怖い人形もコミカルな動きをするから、子供達はドキドキの中に笑いを見つけます。
人形・使い手の素晴らしさが伝わるからでしょう。
怖いシーンになっても子供達は、目を背けず舞台を見つめます。じんたろう君と古道具を応援しながら……。
今回、初めてのプレゼント係をする子供がいました。
公演前は「渡せるかなあ?」と不安でいっぱいだったみたいですが、「楽しかったから渡したくなった」と自然に体が動いたそうです。
喜怒哀楽を堪能して、現代社会の問題点も考えて。
短く感じた素晴らしい時間は終了しました。
「ありがとう」
この言葉が、きっとすべて。










実行委員長 山本さんの挨拶で始まったこのライブ。

