子どもたちは暗闇の中から現れ、武器をぶっ放し金銀財宝を略奪するどろぼうを恐れ、金銀財宝が放つ光の魅力を味わい、そしてひとりの女の子の逞しさと悲しさに心を寄せ、終わりに見た輝く虹色の世界を美しいと感じたことでしょう。また演じている人も子どもたちの反応と響きあい、ムテキの3人組がステキに変身するシーンでじんわりと拍手が沸き起こったことに感動していらっしゃのでした。
ステージ空間に置かれたのは、正方形の舞台だけ。そこは、森であり、どろぼうの住処であり、子どもたちが幸せに暮らす街になる。無駄のない演技と光・音・色彩などが紡ぎあって作りだされる世界は、観ている子どもたち、大人たちをいつにでもどこにでも連れて行ってくれます。劇場の中のファンタジーは今生きる私たちに問いを投げかけ、歩むべき道を考えさせます。未来をつくるのは私たち。そのことをお芝居に託しながら30年間、バトンをつないできたんだなあと感じました。
サプライズプレゼントまで用意していただき、本当に幸せな30周年記念公演になりました。鳥の劇場のみなさん、ありがとうございました。
- 次から次へと略奪する
- 新人俳優ミッチェルさん
- あんたたちどろぼうでしょ
- そうだ!そうしよう!
- おうちのないこどもきてください
- フィナーレ
- バックステージ
- 効果音は生演奏
- ラッパ銃は木でできている
- さいだいじ子どもげきじょう30周年おめでとうの長ーい幕










すばらしい舞台でした。みんなの感想(一部)です。
きがはくりょくがあって、おもしろかったです。すごく重かったです!!(8才女子
今回の「すてきな三にんぐみ」公演では芸術監督・中島諒人さんをはじめ17人のキャスト&スタッフのみなさんが鳥取から来てくださり、2日間をかけて百花プラザに合わせ舞台を作っていただきました。念入りな照明や音響の調整、演出の中島さんが確認しながら繰り返される舞台稽古。疲れたキャスト、スタッフの皆さんを労うのはもう食べ物しかない!!幸い西大寺・瀬戸内市には美味しいものがいっぱいです。料理監督のNさんの指揮のもと、2日間にわたるケータリングのメニューを決め、劇場メンバーが手分けして作りました。前回ご紹介した差し入れにはじまり、当日のお昼は茶蔵のお弁当。小夜食はおにぎり3種にオニギラズ+豚汁、いちご(西大寺産)、そして夕食&打ち上げはこんな豪華メニューになりました。













