人形劇団ひとみ座『美女と野獣』 ベルが来た!
2015年11月20日(金)西大寺公民館
あの日、子どもと一緒に劇場に行かなかったら人形劇の素晴らしさに触れることもなかったと思う。人形劇は子どものものだと思っていませんか?67年の歴史をもつ人形劇団ひとみ座。中でも人形芸術の第一人者、片岡昌さんの最期の仕事が「美女と野獣」でした。今回、主人公ベルだけは40年前のこの人形を使おうとすぐ決まったそうです。黒い袋からベルが登場し、人形劇俳優の富田さんが操ると、一瞬で場の世界が変わります。色褪せない美しさ、人形でしか表現できない不思議な魅力を放ちます。大人も子どもも惹きつけられて目が離せません。
ボーモン夫人原作「美女と野獣」を、ひとみ座さんは丁寧に読み込み、感動の人形劇にしてくれました。たくさんの親子に出会ってもらいたい上質な作品です。そして、むかしテレビ人形劇が好きだった大人の方にも是非観てほしいと思います。日本の人形劇は本当に素晴らしいのです‼️
9月鑑賞会『グレゴの音楽一座』の公演が終了しました。グレゴさんは人形と楽器を組み合わせたオリジナルなパフォーマンスを見せてくれました。昼のステージは英語/日本語が60/40、夜は80/20という割合で公演を行ってもらいました。英語が多いほど子どもたちが集中することを発見!きっと頭の中はせわしく動いているのでしょうね。(笑)
グレゴさんのオリジナルー夢の鳥マージャは中世の古楽器(ピアノの基になった)でできています。その美しい音色に大人も子どももうっとり。そして、チェリーの木でできたリンバージャックはコミカルにタップダンスを踊り、いい音でリズムを刻みます。ジャックは人形であってパーカッション楽器。グレゴさんは私たちに「生活を豊かにしてくれる音楽やアートの素材は、特別高価なモノじゃなく身近にあって自分でも作れるんだよ。」と教えてくれました。
1985年5月に地域のお母さんたちが立ち上げた小さな文化拠点「西大寺子ども劇場」はおかげさまで30周年を迎えました。この間に子どもをとりまく状況はめまぐるしく変化しています。どんなに時代はかわっても、すべての子どもたちの命と未来を一番に考えながらこれからも活動を続けていきます。
30周年のスタートにふさわしい感動のステージでした。子ども劇場の歴史の中で、人形劇団むすび座といえば「西遊記」「石の馬」。これからは鮮烈な印象を残した「ピノキオ」が人々の記憶の中でその仲間になることでしょう。
てしまったので、ラストシーンでは号泣する子もチラホラ。いやー、すごかった!!







