3月鑑賞会 ティコボのがらくたコンサート2

【山口ともさんが廃品楽器奏者になったわけ】

ticobo_001 (800x533)ここ数年、僕は街で拾ってきた ゴミ に手を加えてオリジナル の楽器をつくっている。きっかけは95年に参加した音楽劇 『銀河鉄道の夜』 (原作 宮沢賢治)。
宇宙的な音を要求され、 概製の楽器ではどうしても思った通りの音が出せず、
それならば 自分で楽器を作って見よう
と思った。 98年に日本で行われたパーカッションフェスティバルで N.Y.のパーカッショングループ 『パルス』 と共演し、 彼らに招かれて99年の2月に渡米した。

フェスティバルで僕がやったのは、 両足に一斗缶を履き、両手にデッキブラシを持ち、手と足で床を打ち鳴らし、 歩きながらリズムを出すといったパフォーマンスだった。
N.Y.ではクイーンズカレッジの マスタークラスの生徒たちの前でパフォーマンスをしてきた。 生徒たちは僕の作った楽器を興味深く見てくれて、 僕はとても嬉しかった。

僕は ”音楽=音を楽しむこと” と思っている。
決して音を楽しむことを忘れてはいけない、
自分自身が音楽を楽しんでいなければ、
それを聴きにきてくれた人を楽しませたり、
気持ちよくさせることができないと思う。

僕は子供から老人まで楽しめる言葉のいらない音楽 を目指している。
頭で難しく考える音楽よりも、単純に目や耳で楽しめる音楽のほうが僕は好きだ。
音楽を楽しむということは 世界共通
だと思う。ゴミから生まれる僕の 音の世界
是非世界中の子供達や大人達に楽しんでもらいたい。
山口 とも

3月鑑賞会 ティコボのがらくたコンサート1

3月鑑賞会は廃品打楽器奏者の山口ともさん登場!プロフィールをご紹介します。

ticobo2 002 (600x800)つのだ☆ひろのアシスタントとして音楽の世界に入る。1980年 「つのだ☆ひろとJAP’S GAP’S」でデビュー。解散後、フリーの パーカッショニストとして中山美穂・今井美樹・平井堅・石井竜也・サーカス、 また2012年には狂言師の大倉基誠、2013年には石川さゆりなど数々の アーティストのツアーやレコーディングに参加。
95年の音楽劇「銀河鉄道の夜」をきっかけに廃品から様々な オリジナル楽器を作るようになる。「音楽=音を楽しむこと」をモットーに 近年では、様々な年齢層の人が楽しめることを目指し、廃品打楽器を使った 独自のパフォーマンスを展開する。また、「廃品をリサイクルして楽器を作る= 楽しみながら地球環境を考える」ヒントをも示唆することにつながり エコロジー的見地から見ても、その可能性は幅広い。
一度見たら忘れられない希有なキャラクターが世間から評価を受け、 ’03年4月からNHK教育テレビで放送された「ドレミノテレビ」では、 ううあとともに進行役をつとめ、「ともとも」の愛称で親しまれて人気を博した。 その他テレビ出演も多数。
ガラクタに命を吹き込む打楽器奏者です!

ティコボオリジナル楽器ペッカーを作ろう!

2015年2月28日(土)10時~12時 百花プラザ実技室  がらくた4 がらくた3 がらくた1

3月はディコボのガラクタコンサート

山口ともさんは身の回りにある廃品(ゴミ)から楽器(音)を作るアーティスト。コンサートではペットボトルで作るオリジナル楽器「ペッカー」を使って、観客と一緒に大合奏します。そこで、今回は自然リーダースクラブさんを講師にベッカー作りに挑戦しました。ペットボトルの中にいれるのはーどんぐり、ジュズ玉、キビ、米、小豆・・・自然の素材。素材によって音が色々変化します。子どもたちはお気に入りの音の見つけるまで大奮闘!そして、仕上げはペッカーのデコレーション、それぞれにステキなペッカーが完成しました。おまけにレインボースティックにも挑戦!なんともきれいな音に感動です。

3月21日(土)の鑑賞会が楽しみです。コンサートに参加する大人も子どももみーんな作ってきてくださいね~♪

2月まとめ 松元ヒロソロライブよかった~

2月15日(日)14:00開演 百花プラザ多目的ホール 参加者265人

matumoto2015いろんな行事がひしめき合う中、松元ヒロソロライブにお越しいただきありがとうございました。今回の松元ヒロライブin西大寺は音響の森家さんに加え、照明の阿部さん、その上、ホールの松下さんのご協力も得て、ますますグレードアップ。名人松元ヒロさんの演技が冴えわたるステージになりました。特にラスト50分のマイム語り、チャップリン「モダンタイムス」はすばらしかった~、鳥肌たった~!!

西大寺子ども劇場は今年で30周年を迎えます。文化を軸にLOVE&PEACEを叫び続けていきたいと思います♥ これからもよろしくお願いします。