みんなの劇場設立35周年記念公演        「OMINO~雨降りの小人」大盛況!

美しく連なるシャボン玉。何でもシャボン玉が作れるね!

美しく連なるシャボン玉。何でもシャボン玉が作れるね!

2022年7月17日(日)17:00開演
百花プラザ多目的ホール               参加約330名

コロナ禍で2年遅れとなった35周年記念公演「OMINO~雨降りの小人」をついに上演できました!
チケットは完売、ありがとうございました。満席でお断りした方ごめんなさい。
思いのほかスムーズに運営できたことを皆様に改めて御礼申し上げます。
そして何よりも期待以上の素晴らしい舞台を見せてくれたミケーレさん、スタッフの皆さんありがとう!

★オープニングの暗闇と雷
事前に告知していたものの、やはり怖がって泣く小さなお子さんも。でも、ママたちが上手に声掛けして後方へ移動してあやす姿や、「無理もないよね」と会場全体が受容する雰囲気が、みんなの劇場(おやこ劇場・子ども劇場)らしさでしょうか。

ポケットの中にはシャボン玉がいくつ?

ポケットの中にはシャボン玉がいくつ?

舞台の風雨にさらされ、びしょぬれのシャボン玉クラウンミケーレ。でも、コートのポケットから取り出したシャボン液で手品みたいにシャボン玉が。
あとからあとから、手を変え品を変え展開するシャボン玉ワールド。照明で七色に輝く色と形にうっとり。クラウンならではのマイムやマジックあり笑いあり。

会場に雪が!これもシャボン玉です。真似してみたい!

会場に雪が!これもシャボン玉です。真似してみたい!

★岡山イタリア人コミュニティ
岡山在住のイタリア人ファミリーがたくさん来場してくれました。
絵本にサインのタイミングでイタリア語で会話する楽しそうな姿が印象的でした。

ミケーレさんから愛を込めてKISS!

ミケーレさんから愛を込めてKISS!

★子どもたちの成長その1
ミケーレさんファミリーの子どもたちの成長ぶりにも驚かされました。
11歳のナミちゃんはすっかりレディの雰囲気。楽屋でも静かに過ごしています。
9歳のシンくん人見知りせずどんどん人の輪に入るやんちゃくん。一輪車とバルーンアートが得意。

終演後、絵本を求める長蛇の列。「サインしすぎて明日、腕が痛くなっちゃうよ~」とミケーレジョーク!

終演後、絵本を求める長蛇の列。「サインしすぎて明日、腕が痛くなっちゃうよ~」とジョークも!

 

★子どもたちの成長その2        スタッフを務めてくれた劇場の子たちも、会場設営、撤収、バルーン装飾などなど本当に役立ってくれました。
新しい時代の到来を目の当たりにした気がします。

 

 

前回作品の「シャボン玉のコンサートのはじまりはじまり」以上に創造性が高く、私たちの想像を超えて夢の世界へ連れて行ってくれました。
OMINOは小人のこと。イタリアでは雨が降ると「天上でOMINOがいたずらしている」というのが共通感覚だそうです。ミケーレさんが演じていたのはOMINOに翻弄される人間。異常気象がもはや普通になった感がある昨今、時代を象徴する演目なのかもしれませんね。

35周年おめでとう!

35周年おめでとう!

イタリアからシャボン玉クラウンのミケーレさんがやってくる!

やっと、来日できました!2年も待った「シャボン玉ショーOMINO」みんなの劇場設立35周年記念公演です。イタリアMichele Cafaggi によるシャボン玉ショー。ほんとうに素晴らしい!西大寺子ども劇場時代から35年、ずーーっと子どもたちと一緒に舞台鑑賞を続けてきた私たちが自信をもってお届けする作品です‼

ライブパフォーマンス空間がどんなに素敵なのか💗

体験してくださいね💗

この機会にぜひ、ご家族でお楽しみください。

 

Michele Cafaggi_A4omoteOMINO- (あめ)降り(ふり)の小人(こびと)”

雨降りの夜に起こる不思議なシャボン玉のおはなし

空想の世界ではいつも雨が降っている

(イタロ・カルヴィーノ)

監督 テッド・ルミナルク 

主演 ミケーレ・カファッジ 

音楽 ダヴィデ・バルディ

omino2L

外は雨、家の中も雨、

部屋の窓は開いたまま、家の中でも傘がいる。

なんだ、この男はずぶぬれだ。

くしゃみをした、と思ったら

口からシャボン玉をひとつ、ふたつ。

あれ、シャボン玉が止まらない。

なにが起こっているの?

家の中はいろいろな大きさの

シャボン玉で埋め尽くされていく。

ビー玉みたいに小さいのから、

クジラみたいに大きいのまで。

雲の上の世界にいるような

ふわふわの泡だったり、

虹色にきらめく

クリスタルのようだったり。

家の中に降り続ける雨はやみそうにもない。

はっくしょん!

ominoraffa3M

”OMINO – 雨降りの小人は詩的で笑いたっぷりの台詞のないお芝居です。主人公が舞台上で手に取るあらゆるものから生まれるシャボン玉は、実験を重ねて生まれた制作者本人のオリジナルの演目です。”“OMINO – 雨降りの小人 2012年度の作品で、アメリカ合衆国、イスラエル、アイルランド、スペイン、フランス、ドイツ、ギリシャ、スイス、トルコ、世界各地で上演されました。2019年夏には日本でも初めて上演され、3年ぶりに再び日本各地で上演されます。対象:2歳~大人

MICHELE CAFAGGI(ミケーレ・カファッジ)

1973年イタリア生まれ。90年代初め、世界にまだシャボン玉パフォーマーがほとんどいなかった頃に、シャボン玉アートを独自に考案、開発し、世界でただ一人、劇場向けの演劇表現としてシャボン玉をアートに高める。イタリア国内はもとより、アメリカ、ヨーロッパ各国、アイルランド、イスラエル、インド、中国、韓国と数々の国際演劇フェスティバルに招待参加。テレビ、シアター、フェスティバルなど各方面で活躍中!

 

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